こんにちわどうもてんたまです。
2016春アニメ【文豪ストレイドッグス】の一通り視聴しましたので、ネタバレしない程度に作風などのご紹介をしようかと思います。
微力ながら視聴の参考になればと思います。
【文豪ストレイドッグスとは?】
原作:朝霧カフカ、作画:春河35による「ヤングエース」で連載中の漫画原作のアニメ。
少し大正ロマンぽい雰囲気があるパラレルワールドで、芥川龍之介や太宰治など過去にいた実際の文豪をイケメンアニメキャラにして、その文豪が生み出した作品「人間失格」や「羅生門」などを異能力に置き換え、そしてその異能力を使って戦う武装探偵社と裏社会組織のポートマフィアの争いを描いている。
【どんな雰囲気の作品?】
・前提
大正ぽい世界観で繰り広げられる異能力バトル、それと全く女性がいないと言う事は無いが比率的にイケメン男性キャラ大目なので少しBLよりなところを感じるところから、そちらの層狙いも前提で作られた作品かと思われる。
・どんな世界観?
普通にノートパソコンなどの文明の利器はあるけど、全体的にどこか時代を感じる瀟洒な建物が立ち並ぶ景観の大正くらいの日本をイメージしたパラレルワールドで、異能力が使える者が集まって出来た探偵会社がメインの舞台になっている事から、その能力を使った探偵劇やポートマフィアのような凄い裏社会組織と対立する世界観などを描いている。
・どんな雰囲気でお話は進んでいく?
主人公の「中島敦(ナカジマ・アツシ)」がある依頼を受けて調査に来ていた「太宰治(ダザイ・オサム)」「国木田独歩(クニキダ・ドッポ)」と出会った事により、自身も異能の力を持っている事を知りその事から武装探偵社に入るが、自身が持つとある価値のせいでポートマフィアに付け狙われてしまう…と言う感じにお話は進んでいく。
【このアニメが好きなら見ても損は無い】
西洋と東洋で系統は全く違うけど、時代を感じさせるレトロな雰囲気は「黒執事」に似ているかもなので、そんな雰囲気で綺麗系美男子が活躍するアニメが好きなら見ても損は無いかも知れない。
【個人的評価】
とりあえず作画が綺麗、男子がメインだと思うけど女の子も普通に可愛いし、バトルの異能を使った時のエフェクトとか中々完成度が高いと思う。
話はライトノベルの王道系異能力バトルと言う感じ、文豪が生み出した作品が異能力の名前と言うアイディアにも新しい物を感じる。
これらの事から総評して個人的評価は最高5段階中。
☆☆☆★★
とします!
普通に見て時間の無駄では無いくらいの作品ではあると思うけど、異能力の設定にひねりが無いのが少し残念。
ちょっとどこかで見たような能力が多過ぎるような気がします。
これだとただ名前だけ使っただけであの能力では? とどうしても連想してしまう。
例えば太宰の「人間失格」など、名前だけ変えたとあるの魔術のインデックスの上条が使うイマジンブレイカーですし、何かもう少しその文豪の作品を使った異能力なら、その作風にそると言うかもう少し文学にちなんだ異能力と言う物を考えた方が良かったのではと感じるアニメでした。
例えば幽遊白書の海藤のタブーみたいに文字にちなんだ能力とか、そう言う系統であって欲しかったとそんな感じです。
その事から-2評価の☆3つ判定にさせて頂きました。
見てつまらなくは無い…つまらなくは無いけども、このままだとB級異能力物作品の域は出ないかな、と感じる作品でしたのでこの評価にさせて頂きました。
まあB級にはB級の面白さと言う物ありますし、異能力の設定以外は完成度は高いのでそこを目をつむれば見て時間の無駄になるアニメにはならないと思います。
黒執事のような、ちょっとBLよりの美男子が活躍するアニメが好きならばいけると思いますので、そちらの方面が好きな人ならば是非ご視聴下さいませとお勧めします。
と言う所で「文豪ストレイドッグス」の作品の紹介の話はここで終わりにしようかと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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