明石海峡でナマコやサザエを密漁したとして、神戸海上保安部は15日までに、兵庫県漁業調整規則違反の疑いで、同県明石市港町、漁業の男(65)と同市内に住む長男、次男、三男の4人を逮捕、送検した。
送検容疑は昨年11月12日午後9時40分ごろ、同県淡路市沖約2キロの明石海峡で、県が定める操業時間外に、許可を得ずに潜水し、赤ナマコと青ナマコ、サザエ計約147キロ(市場価格約16万6千円相当)を漁獲した疑い。
同保安部の調べに、男は容疑を否認し、息子3人は認めているという。
同保安部によると、一家はタイラギとミルクイの2種類の漁業許可しか持っていないのに、約2年間にわたり、ナマコやサザエを繰り返し採っていたといい、密漁額は約2億円相当に上るとみられる。
ツイッター
アカウント
アカウント