気象庁「今後、最大で震度4程度の余震のおそれ」

気象庁「今後、最大で震度4程度の余震のおそれ」
茨城県で震度5弱を観測した地震について、気象庁の青木元地震津波監視課長は午後11時半から記者会見し、「今回の地震は海側のフィリピン海プレートと陸側のプレートの境界で起きたと考えられる。ふだんから地震が起きている場所で、過去にもマグニチュード5から6程度の地震が繰り返し発生している。今後、2、3日程度は最大で震度4程度の揺れを伴う余震が発生するおそれがあり、揺れが強かった地域では落石やがけ崩れなどが起こりやすくなっている可能性があるため、注意してほしい」と呼びかけました。
また、「今回、地震が発生した場所は、ふだんから比較的地震活動の多いところで、想定されているマグニチュード7クラスの首都直下地震と関係があるかは分からない。ただ、首都直下地震はいつ何時、発生してもおかしくないと考えられるので、家具を固定するなど日ごろから備えておくことが必要だ」と話しています。