サッカーの映像判定 日本も試験導入 来年6月以降

サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会が試合中の審判の判定を補完するためのビデオ判定を試験的に導入することについて、日本サッカー協会とJリーグは、国内の大会でも来年6月以降に試験的に行うことになりました。
これは、FIFA=国際サッカー連盟の総会に出席していた日本サッカー協会の田嶋幸三会長が16日に帰国して明らかにしたものです。
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会は、ゴールやペナルティーキック、それに即座に退場となるレッドカードなど試合を左右する重要な判定を映像で確認する効果や弊害を調べるため、来年からビデオ判定を試験的に導入することにしていて、テストケースとして導入する大会を現在、各国から募っています。
これについて、田嶋会長は「Jリーグの村井チェアマンと日本でもぜひやろうという話しになった。試験導入していきたい」と述べました。今後は国際サッカー評議会で試験導入のための手順が決まりしだい、国内の大会でも来年6月以降の大会で試験的に行う方向で調整を進めるということです。