四十八手に次ぐ四十九手めの「ヨシムラ」はテコの原理を活用

2016.05.13

 同じ男性誌として、本誌・週刊ポストとセックス特集で鎬を削ってきたのが『週刊現代』だ。実に示唆に富んだものが多いのだが、そこで『週刊現代』のここ数年のセックス特集に改めて目を通し、思わず目を丸くした記事をピックアップ。独自に取材し、記者が自ら実践してみた。

 2014年8月9日号「『70にして勃つ!』その方法と実践講義」では、伝説の体位を紹介している。その名は「ヨシムラ」。

 〈ヨシムラは一部では、約300年前、江戸時代に体系化された「四十八手」に次ぐ「四十九手め」の体位だと言われている〉

 というから、セックスの日本史を塗り替えるほどの快挙である。この体位は騎乗位の変形で、男性が女性の両足首を掴み、女性は男性の立てた両膝に手をついて上体を支える。女性は両脚を開脚した状態で下から突き上げられる格好だ。開発したのはAV男優の吉村卓氏。吉村氏に開発の経緯を聞いた。

 「僕のような中年体型のお腹でも若い子をイカせられるような体位を開発してくれと監督さんに言われ、10年くらい前に考えたのがあの体位で、ここ5年ほどで確立しました。『ヨシムラ』はテコの原理でGスポットを効果的に攻めることができ、同時に、不安定な体勢ゆえの不安な心理から、より強い快感が得られます」

 実際にヨシムラを体験したAV女優の初美沙希がいう。

 「少し不安定なドキドキ感と、奥に当たる気持ちよさから、今までに経験したことのない快感がありました。肉体的な気持ちよさと精神的な気持ちよさが一緒になってくるという感じでしょうか」

 ヨシムラには進化形もあり、女性の足を閉じて少し膝を曲げる形にすれば、より安定感が増し、長時間持続が可能になる。

 「両脚を閉じて自分の顔の前に持ってくれば、足裏や指を舐める攻め方もできます」(吉村氏)

 なるほど、すごい体位であることはわかった。でも「70にして勃つ」身には、体力的にきついかも……。

 ※週刊ポスト2016年5月6・13日号

NEWSポストセブン

 

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