僕が大好きな漫画。あれは社会人2年目だった。いつも通り仕事帰りに大好きな週刊少年ジャンプを手に取ると・・・・
「あ、これ読み切りでめっちゃ面白かったやつやん!」表紙にあの浮世絵の漫画が。実はこの漫画、よく読み切りで掲載されていたんですよ。(多い時は二話連続掲載とか)
毎回面白いんだけどなかなか連載されないなぁと思っていたのでめちゃくちゃ嬉しかったのを今でも覚えてる。
理由はだいたいわかっていた。浮世絵という絵の微妙さと、読み切り時代は毎回春画を題材にしてたからな。少年誌では厳しい部類。(ニセコイとかのがよっぽど危ないと思うが)
おそらくジャンプ編集部でも、これ連載する?なんか読者投票ではいっつも上のほう行くんだけど、いまいち踏ん切りがつかないよねー。みたいなやりとりが絶対にあったはず。
何はともあれ週刊少年ジャンプで順調に連載されている「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜」をみなさんに紹介したいと思います。
概要
時は江戸時代。立派な武士になるために武士学校に通うダメ主人公の磯部磯兵衛と愉快な仲間たちとのグダグダな日常を描いている。
この主人公が特徴的すぎて本当にツボ。現代のゆとりキャラ的位置付けで、何のやる気もないただのダメ武士(ニート武士)。そしてその母は何でもできる超人的存在で磯兵衛にあまあま状態。(空間を歪めることもできるよ)
作者:仲間りょう先生について
この天才的な漫画を描いておられるのが仲間りょう先生である。僕と年齢が2つしか変わらないせいか、書いている内容に共感することが多々あるのだ。(いわゆるゆとり?)
磯兵衛の作画を見ると絵が下手なのかな〜と思ってしまうけど、わざとこういう作画をしているだけで、本当はめちゃくちゃ絵がうまいらしい。(漫画家だから当たり前か)
キャラクター紹介
磯部磯兵衛
この漫画の主人公。立派な武士になるために武士校に通うが、めちゃくちゃ不真面目な性格をしている。テスト勉強はしないのでカンニングしたり、遅刻したりとやりたい放題。そして団子屋の娘に勝手に惚れている。考え方が現代のニートである。
中島襄
磯兵衛の大親友で完全なるマニュアル人間。「磯野野球しようぜ〜」ではない。
母上
いわゆる人間の究極完全体。空間を歪めては磯兵衛をいつも見守っている。花嫁修行のためになぜか忍者学校に入学し初日でマスターしてしまうほどの潜在能力の持ち主。忍術で右に出るものはいない。
犬
生類憐みの令で偉くなった犬。城を飛び出して最終的には磯兵衛に飼われることに。死んだような目が特徴的。本人は磯兵衛を飼っていると認識している。
武士校の先生
こちらは武道の達人で武士の究極完全体である。磯兵衛の教育をめぐって母上とよく大戦争をする。何歳かはわからない。
大八
磯兵衛のライバル的存在でいつも磯兵衛に振り回されている。でも明らかにこいつの方が強い。
お北ちゃん
中身は葛飾北斎というエロジジイ。葛飾北斎が神の春画を書くために孫の体を乗っ取っている。普通に考えたら恐ろしいな。
面白い話をちょっと紹介するよ
ちょっとだけ磯兵衛のお話を紹介します。(画像がなくてわかりにくいですが・・・)
第三話 拙者、将来を見据えるで候
自分の将来について考える磯兵衛。考えた結果全部努力でなんとかなることがわかった。
今年中に大剣豪になるらしいのだが、その絵の表現方法にクッソ笑った。そして大好きな団子屋さんの娘にも努力を課すとは・・・磯兵衛の未来は明るいなぁ。
第八話 拙者恋愛なんて・・・候
磯兵衛が恋する団子屋の娘さんに初めて告白するという話。もちろんオチは・・・ね。
タイトルの「候」にかけてあるのが仲間りょう先生の粋なところ。この「候」結構絶妙なタイミングで使われているので是非チェックして読んで欲しい。
第十話 お犬様で候
初めて犬(これ犬の名前ね)が登場した話。生類憐みの令で偉い地位についていた犬が散歩に行って磯兵衛に捕まってしまった。そして家に持って帰って母上に飼っていい?と聞くと、ちゃんとお世話できる?と問われた磯兵衛。もちろん答えは「できない」
。この話ではまだお犬様は飼われない・・・悲しいことだ。そこはできるって答えるところでしょ。笑
第十二話 閃け!平賀源内〜スズシクナッテル編〜で候
発明家平賀源内が手動エアコンを開発しちゃう話。話の内容よりも「冷たいところにできる限り皮膚を・・・!!」がクッソおもろい。
これらの話は第一巻に収録されているので要チェックですよ!!
あとがき
作品の紹介も一巻を抜粋しただけなのでなかなか伝えきれていないと思いますが、この記事を見て、少しでも磯兵衛ファンが増えることを期待しております。
今後も仲間りょう先生には期待しています。ワンピースぐらい続けて欲しいなぁ。(さすがにネタが尽きるか)