ミッツも驚愕 「木村拓哉」を過去にした“神レベル”の菅田将暉
ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌新連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は、俳優の菅田将暉さんを取り上げる。
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アイドルの有り様は時代やジャンルによって違いがありますが、大事なのは、どれぐらい世の中に許されているかということです。“そこまで許されていない”のに好き勝手をすると、とんだ勘違い野郎として嘲笑の的となってしまいます。
そんなわけで今週は菅田将暉クンです。今、日本で最も“許されている”俳優です。まず名前ですが、“すだ まさき”と読みます。すでにこの段階で特例感満載と思いきや、本名は「菅生大将(すごうたいしょう)」だそうです。もはや神に許されているレベルです。
とにかく“今どきの若者”をやらせたら、(2016年5月現在)彼の右に出る役者はいないでしょう。「チャラい」「冷めてる」「自由」「金ない」「純朴」「熱い」「繊細」「お坊ちゃま」「肌きれい」「顔小さい」といったあらゆる若者市場を一手に背負っている感があります。
特に私のような非若者層は、菅田クンの姿を見ることで、今日日(きょうび)の若者の“正解”を知ったような気になれる。この根拠のない説得力こそ、まさにアイドルです。
もちろん役者としての力量が高いからなのでしょうが、なぜに世間はこんなにも菅田将暉を許すのか。こんな私ですら、何の異論も挟む余地を見つけられずにいましたが、ひとつだけ気付いたことがあります。
彼にはいわゆる「切り札」がない。
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