水道水からダニ 給食停止を延長 千葉・印西

水道水からダニ 給食停止を延長 千葉・印西
千葉県印西市の学校給食センターで、水道水からダニが見つかり小学校の給食が取りやめになった問題で、市の教育委員会は、ダニの完全な駆除に時間がかかるとして、18日再開するとしていた給食を、今月31日まで取りやめることになりました。
印西市教育委員会によりますと、今月9日、市内にある「高花学校給食センター」で調理場の水道の蛇口や水道水をためておく受水槽の通気口にダニがいるのが見つかりました。駆除や消毒を行ったものの、翌日も水道水からダニが見つかったため、教育委員会は、市内のおよそ半数に当たる11の小学校に対する給食を今月11日から5日間、取りやめることを決めました。
その後も受水槽の清掃や、通気口に網目の細かい防虫網を設置するなどの対策を取ったということですが、今月13日にも、水道水からダニが見つかったということです。このため教育委員会は、ダニの完全な駆除に時間がかかるとして、18日再開予定だった給食を今月31日まで取りやめることにしました。
教育委員会によりますと、これまでのところ、児童が体調を崩したという連絡はないということで、給食の再開までに施設の清掃や消毒を進めるとともに、ダニがどこから侵入したのかなどを詳しく調べることにしています。