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東京オリンピック招致、2億円振り込み先「電通の推薦で決めた」

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TAKEDA
衆院予算委員会で答弁する日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長=16日午前、東京・国会内  撮影日:2016年05月16日 | 時事通信社
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東京五輪の裏金疑惑、JOC会長「親族の関係と知らず」

2020年東京五輪・パラリンピック招致で裏金が支払われた疑惑がある問題について、招致委の理事長だった竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長は16日、参考人として呼ばれた衆議院予算委員会で、2億2300万円を振り込んだ「ブラック・タイディングズ」社について、「(国際陸上連盟前会長の)ラミン・ディアク氏やその親族と関係するとは知らなかった」と述べた。ディアク氏は、開催地を決める投票権を持つとともに、他の票を取りまとめる影響力もあったとされる。その上で、「(経営者が)国際オリンピック委員会委員やその親族でなく、知人であれば問題ない」と述べた。

竹田会長は契約の経緯について、売り込みがあったコンサルティング業者の中から、大手広告会社の電通の推薦で決めたと説明した。2013年9月の招致決定を挟み、同年7月に国際ロビー活動や情報収集業務として、同年10月に勝因分析業務などとして支払ったという。

(朝日新聞デジタル 2016年5月16日13時47分)

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(朝日新聞社提供)

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