大手銀行 マイナス金利政策影響で今年度減益も
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大手銀行グループの「三菱UFJフィナンシャル・グループ」と「みずほフィナンシャルグループ」は、日銀のマイナス金利政策の影響で国内の貸出による収益が減少するとして、今年度の最終的な利益が昨年度と比べて減少するとの見通しを示しました。
大手銀行グループ3社のことし3月期、つまり昨年度の決算が16日までに出そろいました。
それによりますと、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」は最終的な利益が前の年度と比べて8%減少、「三井住友フィナンシャルグループ」も14%減少した一方、「みずほフィナンシャルグループ」は株式の売却益が増えたことなどから、9%増えました。
また、今年度の決算について、「三井住友」は出資するインドネシアの銀行の減損処理が終わったことなどから最終的な利益が昨年度に比べて8%増えるという見通しを示す一方、「三菱UFJ」と「みずほ」は日銀のマイナス金利政策によって国内の貸出による収益が減少することなどから、ともに最終的な利益が昨年度と比べて10%減少するという見通しを示しました。
「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の平野信行社長は、記者会見で「マイナス金利政策による超低金利の継続など厳しい環境が続くと予想され今後、収益の多角化などを進めていく」と述べました。
それによりますと、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」は最終的な利益が前の年度と比べて8%減少、「三井住友フィナンシャルグループ」も14%減少した一方、「みずほフィナンシャルグループ」は株式の売却益が増えたことなどから、9%増えました。
また、今年度の決算について、「三井住友」は出資するインドネシアの銀行の減損処理が終わったことなどから最終的な利益が昨年度に比べて8%増えるという見通しを示す一方、「三菱UFJ」と「みずほ」は日銀のマイナス金利政策によって国内の貸出による収益が減少することなどから、ともに最終的な利益が昨年度と比べて10%減少するという見通しを示しました。
「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の平野信行社長は、記者会見で「マイナス金利政策による超低金利の継続など厳しい環境が続くと予想され今後、収益の多角化などを進めていく」と述べました。