どうもひとり部長です。
今期のサッカー界はいろいろなニュースで盛りだくさんでしたね。
個人的には直近の試合ですが、ブンデスリーガ2部のザンクトパウリに所属する宮市亮が最終節で初先発を果たし、いきなり2ゴール1アシストと神がかったデビューを飾ったニュースが最高に嬉しいですかね。
アーセナルに移籍してからというもの、度重なる怪我により一部ネットでは「プロリハビラー」とも言われてしまう始末だった宮市がここでまた、輝きを取り戻してくれることを願うばかりです。センセーショナルな復帰デビューは、「純粋にサッカーを楽しむことができる喜び」が結果となって現れたのでしょう。
ずっと信じて、代表復帰も願っています。
さて、 そんなサッカー界では毎年のように何かしらの記録が樹立されたり、塗り替えられたりしますが、だいたいメッシだった昨今。それはそれでものすごいことですが、今期メッシ以外の記録樹立ニュースが目立った1年でした。
- レスターのプレミアリーグ優勝
- イグアインがシーズン36得点でセリエA最多得点記録を塗替え
- イブラヒモヴィッチがシーズン38得点でリーグアン最多得点記録を塗替え
- ブッフォンがセリエA最長の974分連続無失点記録を樹立
- ベンフィカがプリメイラ・リーガ3連覇で最多勝ち点記録も更新
- バルセロナ無敗記録39でストップ
レスターのプレミアリーグ優勝
<News Navi>レスター133年目の“超常現象” 「堅守速攻」岡崎慎司の存在感〈サンデー毎日〉 (mainichibooks.com) - Yahoo!ニュース
今年の一番のニュースはやはり、レスターのプレミアリーグ優勝でしょう。
開幕時のオッズでは5000倍と、「ネッシーがいた」「エルビス・プレスリーが実は生きていた」倍率よりも高くなっていた*1というのですから、それがどれほど奇跡的な優勝であったかがわかります。
クラブ創設133年目にして初のリーグ優勝ですから、記録を塗り替えたというより、記録を創ったということですね。初優勝のメンバーに岡崎慎司選手がいるということは、日本人としても誇りに感じます。一生残る記憶ですからね。
そんな僕も、レスター優勝前はアホみたいに実況ツイートをしていました(遠い過去の目
正ゴールキーパーのシュマイケルですが、実は親子でプレミアリーグを優勝してしまいました。親子優勝は史上2組目とのことですが、奇跡的なことに、同月同日に優勝を決めているんですねー。レスター優勝と掛けると、物凄い確率です。天文学的な数字だと思う。
ちなみに父親のピーター・シュマイケルは1998/1999シーズンにマンチェスターユナイテッドで優勝を決めています。*2
イグアインがシーズン36得点でセリエA最多得点記録を塗替え
アルゼンチンの誇るストライカー、イグアインが1949-50シーズンにミランで35得点を記録した元スェーデン代表FWグンナー・ノルダール氏*3の持つシーズン最多得点記録を塗り替えました。
意外や意外、実に66年ぶりというのですから、驚きです。
スアレス、フォルラン、アグエロとアルゼンチン(suonodolceさん、ご指摘ありがとうございました!いやはや、恥ずかしい)南米は化け物みたいなCFストライカー量産国ですね。羨ましい。そんな感じで日本も「トップ下」量産国みたいになってくれたらいいのですが。スペインはMF、ドイツは GK、イングランドはDF、ブラジルはSBみたいな感じで。
話を戻すと、さらに驚きなのがこの記録が塗り替えられた瞬間が今期の最終節だったということです。最終節前までは記録まであと2ゴールと、記録更新にはハットトリックが必要という鬼畜な条件にもかかわらず、やってしまったというところですね。
3点目のバイシクルキックもスーパーです。いろいろ、合わさって神がかり的な記録樹立となりました。下の記事でゴール動画を見ることができると思います。
ちなみに、この最終節が神すぎてガゼッタデッロスポルト紙の採点で最高の10を獲得していますw
イブラヒモヴィッチがシーズン38得点でリーグアン最多得点記録を塗替え
イブラ、最終戦でリーグ新記録樹立&2年ぶり得点王に…試合終盤には珍行動も | サッカーキング
ところがどっこい、この人も負けてはいられません、我らがズラタンも驚異的な得点で新記録を樹立しています。
こちらもリーグアン最終節にて、イブラヒモヴィッチは今シーズンのリーグ戦38ゴール目となり、リーグ記録を38年ぶりに塗り替えました。なんなの、この奇跡的な数字の並びは。
今期パリ・サンジェルマンは、4シーズン連続6度目の優勝を達成しています。一強リーグですねぇ。
ちなみにズラタンは今季をもってPSG退団が決まっています。次のクラブはどこか?!ミランに戻ってきてほしいところですが、MLSにも興味があるよう。
ブッフォンがセリエA最長の974分連続無失点記録を樹立
ユベントスのGKブッフォン、セリエA最長の974分連続無失点を達成 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト
そして、我らがブッフォン。いつ衰えるのか、誰も知る由もないこのスーパーマリオ、いや、スーパールイージは、すでにサッカー界のレジェンドであるにもかかわらず、今期セリエAの無失点記録を塗り替えました。
ユーロ2008でもうそろそろ代表引退かと思いきや、南アフリカW杯でもう終わりかと思いきや、ブラジルW杯にも出場し、いまだに衰えを見せることなくユベントスの第1GKをこなし、さらには2018年のロシアW杯出場にも意欲を見せています。もはや一時代を築いたカシージャスとの一騎打ちを観られることはなさそうですが、いつまで活躍してくれるのか、この先もただただ楽しみであります。Forza, Gigi!
ベンフィカがプリメイラ・リーガ3連覇で最多勝ち点記録も更新
ポルトガルリーグ1部でも記録更新がありました。同クラブが今シーズン獲得した勝ち点は88。ジョゼ・モウリーニョ監督が率いていたポルトが2002-03シーズンに獲得した86点を上回り、リーグ史上最多記録となるそうです。
しかもリーグ3連覇。ドイツはドイツでバイエルンの一強と騒がれていますが、ポルトガルではベンフィカが無双しているようです。
ベンフィカがプリメイラ・リーガ3連覇…史上最多勝ち点記録も更新 - ライブドアニュース
バルセロナ無敗記録39でストップ
クラシコ逆転負けでバルサは無敗記録ストップ…L・エンリケ「敗戦から学べることもある」 | ゲキサカ[講談社]
一方で、あと少しで記録を塗り替えられたのにダメだったというものも。
バルセロナの39戦無敗記録は自らが持つ記録でしたが、儚くも天敵であるレアルマドリードによってその記録はストップとなってしまいました。しかも、クリスチアーノロナウドにやられてしまいましたねぇ。この2強チームの因縁は今後もサッカー界隈を賑わせてくれそうです。
ざっと、まとめてみましたが、他にも記録更新はありそうです。追って更新していきたいと思います!