BMW 遠隔操作で駐車できる車を公開

BMW 遠隔操作で駐車できる車を公開
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ドイツの高級車メーカーは車を降りたあと、遠隔操作で駐車ができる機能を導入した車を国内でも販売することになり16日、報道陣に公開しました。
この機能はドイツの高級車メーカー、「BMW」が、最上級車種に導入するもので16日、報道陣に公開されました。
この機能はドライバーが車を降りたあと、通信機能を備えた車のカギを操作することで、前方の駐車スペースに自動で車を入れたり、出したりできるというものです。車には、カメラとセンサーを備えていて隣の車両との距離など周囲の状況を検知しながら動き、障害物や人を検知した場合には、自動的に停止しますが規制上、ドライバーが車の近くにいて、周囲の安全を確認することが必要になるということです。
高級車メーカーの日本法人の早稲田寧試験技術マネージャーは、「乗り降りがしにくい狭い駐車場では、ドアを傷つけたり、壁で服が汚れたりするおそれもあるが、この機能を活用すれば、そうした場所でも安心して駐車できる」と話しています。
こうした遠隔操作での自動駐車の機能は、ドイツのメルセデス・ベンツも海外で導入するなどしていて、今後、高級車を中心に普及が進みそうです。