Apple Musicが楽曲を削除してしまう問題、Appleが修正版iTunesをリリースへ
オリジナル曲が消えてしまった悲しみは大きいでしょう。
Apple Musicと自分の音楽ライブラリを同期したら自分のオリジナル曲を含む122GB分の音楽が削除されてしまった…こんな聞くだけで心が痛むようなエピソードをアトランタに住むJames Pinkstoneさんがブログに投稿し、話題になっています。
これを受けたAppleは先週末、同種の報告があることを認め、iTunesの修正バージョンを今週リリースすると一部メディアにコメントしました。AppleがThe loopに寄せたコメントがこちら。
非常に稀なケースですが、コンピューターに保存されていた音楽ファイルが許可無く消されたという報告があります。私たちはこの問題を深刻に受け止め、問題の特定に取り組んでいます。まだ状況の再現はできていませんが、来週の初めには追加のセーフガードを搭載した新バージョンのiTunesをリリースする予定です。
問題はまだはっきりしないものの、安全性を高めるために何らかのプロテクションを設けるということみたいですね。また今回曲を削除されてしまったと主張するPinkstoneさんは、Appleのサポートから「Apple Musicのマッチングシステムは許可なく曲を削除することがある」と説明されたともしています。
Apple Musicはその導入当初から「ライブラリがグシャグシャになって、オフにしたら曲が消えた」という訴えがあり、どうも楽曲のマッチングシステムに不安定さを感じさせます。また、そもそもインターフェイスも使いやすいか…というと、なんとも言えません。僕も登場当初はサービスを使っていたのですが、最近はやめてしまいました。
6月13日から開催されるアップルの年次開発者イベント「WWDC 2016」では、Apple Musicに新インターフェイスが採用され、iTunesとの連携性も高まる発表があると噂されています。音楽に強いイメージの獲得に成功したAppleですから、その根幹に関わるApple MusicとiTunesの改善にはぜひとも力を入れてほしいものです。
image: Prathan Chorruangsak / Shutterstock.com
source: MacRumors, The loop
(塚本直樹)
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