法大アメフト部OBが総会、使途不明金問題事実確認進める
2016年5月16日6時0分 スポーツ報知
日本一5回の名門、法大アメリカンフットボール部で数千万円の使途不明金が発生している問題で、同部OBらが15日、神奈川県川崎市内で総会を開き、約1時間半にわたって今後の対応を協議した。関係者によると、部の運営に問題がなかったか確認を進めていくことで一致した。法大は6日付で調査委員会を設置しており、6月末までに調査結果をまとめる方針。
一連の問題を巡り、監督を辞任する意向を示している青木均氏(68)は使途不明金などによる引責辞任との見方を否定し、「プール金は4000万円」と明かし、「照明設備を設置するためのお金で適切に管理されている」と主張している。同氏は自身が主導する形で2014年から練習前後の数十人部員にチクワ、サバや果物の缶詰、うどん、ゆで卵などを売り、食事代として数百円を徴収したことを認めている。関係者によると「仕入れ値」と「売値」の差額が使途不明金の一部となっているという。