(cache) ビジネス関係資料ガイド No.76:読み上げ対応版(神奈川県立図書館)

ビジネス関係資料ガイド No.76

神奈川県立図書館
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神奈川県立図書館では、ビジネスの世界で活躍されている方々などを支援するため、会社経営に関する法律関連資料、経営ノウハウ関連資料、商品を企画するための基礎データ・市場調査データなど多様な資料を取り揃えております。どうぞご利用ください。

当館の資料の所蔵情報は、ホームページからも検索できます。 < >内は当館の請求記号(背ラベルの記号)

ミャンマー驚きの素顔 現地取材アジア最後のフロンティア

三橋貴明(著)  実業之日本社  2013.9 <302.23/219>
日本はミャンマーに対する支援強化を表明しています。そして、安倍総理大臣のミャンマー訪問により、日本国民の注目を集めました。今、ミャンマーは、2015年のASEAN経済統合に向けて国作りを進めています。著者による現地取材をもとに、日系企業のミャンマー進出状況など、ミャンマーの実像・未来に迫ります。  

日本株式市場のリスクプレミアムと資本コスト 

菅原周一(著)  きんざい  2013.9 <338.15/267>
「日本株式市場とリスクプレミアム」「資本コストの推定」「負債コスト算出のための社債の期待リターン推定方法に関する考察」「ハードルレートとしての自己資本コストと投資戦略への応用」など、様々な角度から資本コストとリスクプレミアムを検証しています。企業を経営する方や投資家の方は必読です。    

フェアトレードのおかしな真実 僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た  

コナー・ウッドマン(著)  英治出版  2013.8 <678.2/212>
近年、大手企業でもフェアトレード認証マークのついた商品を販売しています。著者は、ニカラグアでロブスター、中国で電子機器産業など、現地取材を重ね、フェアトレードビジネスの生産者がどのような影響を受け、また、買い手によってどのような影響を受けているのかを記しています。フェアトレードビジネスを考える1冊です。  

EUにおけるコーポレート・ガバナンス 欧州株式会社制度の体系化と企業の実践  

明山健師(著)  税務経理協会  2013.8  <335.4/572>
現在、EUは2013年7月にクロアチアが加盟し、28か国の欧州連合となっています。この本は、「EU統合とコーポレート・ガバナンス」「EU加盟27か国のコーポレート・ガバナンス」「EUコーポレート・ガバナンスと企業の実践」の3部で構成されています。EU加盟国以外の国への、発展拡大する方法や、新たなEUコーポレート・ガバナンスのあり方を論じています  

人口動態と政策 経済学的アプローチへの招待 

山重慎二(編著)  日本評論社  2013.9 <334.31/221>
経済学的観点から、「人口動態と経済分析」「人口動態と政策」「シミュレーション分析と政策提言」にわけて考察し、出産・育児・教育・労働・社会保障・移民など、少子高齢化の進む2050年の日本を考えます。

外国人従業員の労務 給与・社会保険・労働保険 

CSアカウンティング株式会社(編)  税務経理協会  2013.8 <336.4/375>
外国人従業員を雇用する際に必要なことを、採用から入社手続き、会社等の設立・撤退・再編、給与計算、在職中、退職・帰国まで、流れに沿って解説しています。また、必要な書類の様式・記入例などもあり、外国人従業員を雇用する企業の知りたいことが分かります。

日本産業の再構築と中小企業 日本中小企業学会論集 32 

日本中小企業学会(編)  同友館  2013.8 <335.35/282>
2012年に開かれた第32回日本中小企業学会全国大会の報告論文集です。自動車産業における中国やインド、中小企業の3D・ICT革命、中小企業と国際化、海外における中小企業など、日本産業の再構築と中小企業について、多くの視点から問題点、課題を分析し、論じています。

ビルマ・ハイウェイ 中国とインドをつなぐ十字路

タンミンウー(著)  白水社  2013.9 <223.8/108>
「アジア最後のフロンティア」といわれ、世界中の国や企業から注目されているビルマ(ミャンマー)。この本では、著者の徹底的な取材旅行を基に、インド・中国との関係から見えるビルマの今や歴史を辿ります。アジアの新しい接点になりつつあるビルマの本当の姿に迫ります。

人事コンピテンシー 人と組織は「改革」「進化」「活性化」できるのか

デイブ・ウルリッチ(著)  生産性出版  2013.8 <336.4 /374>
「コンピテンシー」とは、その人が仕事を成し遂げる上で必要な「知識」「能力」「スキル」のことです。人事のプロである著者が、大量の情報収集とデータ分析を行い、人事の専門性、あるべき人事部門の姿などを示しています。また、人事に必要なスキルとは何か、人事コンピテンシーがどのように企業の業績や組織で働く人々に影響を与えているのか、などを明らかにします。人事のプロを目指す方にとって必要な1冊です。

「徹底解明」タックスヘイブン グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態

ロナン・パラン(著)  作品社  2013.9 <345.1/447>
「タックスヘイブンとは何か」「世界経済に及ぼしている影響」「タックスヘイブンのメカニズム」「タックスヘイブンの起源と発展」「国際政治におけるタックスヘイブン」「タックスヘイブンの規制と攻防」など、タックスヘイブンの歴史や役割、機能を明らかにします。

逐条解説・消費者安全法 第2版

消費者庁消費者政策課消費者制度課地方協力課消費者安全課(編) 商事法務  2013.9 <365/458A>
平成24年に消費者安全法が改正されました。改正前の「すき間」事案への対応策導入、消費者安全調査委員会の設置など、これらの改正をふまえ、法令担当者が詳細に解説しています。

地域再生 人口減少時代の地域まちづくり

鈴木浩(編著) 日本評論社  2013.8 <318.6/147>
著者は、地域再生の問題は、経済、雇用だけでなく、地域防災、高齢者、空き地や空き家問題など、複雑化しています。この本では各地の特色的な事例をあげ、これからの地域再生に向けたポイントやヒントを示しています。

ご紹介しきれなかった新着のビジネス関係図書の中から、ピックアップしてご案内いたします。

1 日本のキャリア研究 2 専門技能とキャリア・デザイン 

  金井壽宏(著) 白桃書房 <366.29/278/2>

2 金融と保険の融合 究極のリスクマネジメント

  可児滋(著) 金融財政事情研究会 <336/453>

3 倫理の死角 なぜ人と企業は判断を誤るのか

  マックス・H.ベイザーマン(著) NTT出版 <335.15/102>

4 自治体・非営利組織のマネジメント・コントロール バランスト・スコアカードの効用と限界

  佐藤幹(著)  創成社 <349.3/140>

5 企業競争力と人材技能 三井物産創業半世紀の経営分析

  高橋弘幸(著) 早稲田大学出版部 <335.48/15>

6 不平等と再分配の新しい経済学

  サミュエル・ボウルズ(著) 大月書店 <331.85/28>

7 日本の農村金融・マイクロファイナンス

  泉田洋一(著) 農林統計協会 <611.5/109>

8 自治体職員の「専門性」概念可視化による能力開発への展開 

  林奈生子(著) 公人の友社 <318.3/248>

9 貨幣理論の現代的課題国際通貨の現状と展望  

  奥山忠信(著)社会評論社 <337.1/190>

10 マーケットデザイン最先端の実用的な経済学

  坂井豊貴(著) 筑摩書房<331.19/435>




最近の雑誌の特集から

特集:データサイエンティストその未来く

日経情報ストラテジー (月刊)  日経BP社 2013年12月号 <Z336/57>

 データ処理とビジネスの適用分野への深い知識を持ち、実際にデータの価値化ができる人材「データサイエンティスト」が、「ビッグデータ」とともに今注目を集めています。増大する世界中のデータからビジネスに役立つ"種"を見つけ出せるか。こんなものまで、と驚くデータ化実例も豊富に紹介され、データを使いこなす力「データリテラシー」を高めるヒントが満載です。

特集:家余り時代のニュービジネス 未開の空き家マーケットを狙え

ハウジング・トリビューン (月2回刊)  創樹社 2013年11月8日号 <Z527/501> 

 空き家の増加が社会問題化しています。国土交通省の2008年の調査によると、なんと10件に1件が空き家のようです。国が問題解決に本腰を入れる一方、民間でも空き家をビジネスチャンスと捉える動きが拡がっています。オーナーに代わって空き家管理を行うサービスや、空き家を様々な用途に活用する取り組みなど、空き家活用サービスが紹介されています。  

特集:新しい観光を考える

企業経営 (季刊) 企業経営研究所 2013年秋号 <Z335/836>

 従来型のマス・ツーリズムに代わる観光の考え方を理解し、今後の観光産業や地域社会の在り方、地域づくりの課題を探る特集です。ミーティングやコンベンションなどのMICE産業と関わっていくことで地域活性化を図る、自然保護と観光をバランス良く両立させることで持続可能な観光を実現させる、スポーツの力を活用して地域を元気にする、という3点が取り上げられています。

特集:人口減少時代の都市

都市問題 (月刊) 後藤・安田記念東京都市研究所 2013年11月号 <Z318.7/6>

世界各国で、都市の縮小・衰退、崩壊が起こっています。人口減少時代を迎えた日本の都市は、現在どのような位置にあり、どのような方向へ進んでいくのか。"逆都市化時代"、"都市サイクル"、"インナーシティ問題"をキーワードに、現在、そしてこれからを考える特集です。財政破綻したアメリカのデトロイトで、民間によって「空きを有効利用する」再生が図られている事例が紹介されています。