ドミノピザのスタッフが常連客の命を救う!異常に気づいたのは注文が途絶えたから

2016年05月16日 12時15分

2016年05月16日 12時15分

Flickr_Ryan Abel
Flickr_Ryan Abel

ドミノピザのスタッフが常連客の異変に気づき、命を救ったというエピソードが話題となっている。

ほぼ毎日ピザを注文していた常連客

救助をしたのは、米オレゴン州のセイラムという町にあるドミノピザのスタッフ。

彼らは常連客であるKirk Alexander氏から11日間もピザの注文がないことから、何かがおかしいと感じていたという。

店舗マネージャーのSarah Fullerさんは地元放送局KOIN6の取材で「彼は毎日、もしくは1日おきに注文してくれていました。いつもオンラインで注文されていたので、店のスクリーンを見て気づきます。でも当時はいつもと様子が違っていました」とコメント。

家の電気やテレビがつけっぱなしに

またスタッフはAlexander氏が健康問題を抱えていることを知っていたため、ある日彼の家に電話をかけることに。しかし応答はない。やがてスタッフ全員が不安を募らせていったという。

そこでFullerさんは日曜日の午前1時、店が忙しくない時にデリバリー担当のTracey HamblenさんにAlexander氏の自宅の様子を見てくるよう指示。店から6分しか離れていない家へと急行させた。

やがて到着したHamblenさんは、彼の家の電気やテレビがつけっぱなしであることに気づく。しかしインターホンからの反応は全くない。

そのためHamblenさんはすぐに救急に連絡。駆けつけた救急隊員は、脳卒中で床に倒れてかすかに助けを求めていたAlexander氏を発見し、病院へ搬送したという。

当局からもスタッフの行動が評価される

その後当局は、当時Alexander氏は緊急に治療が必要な差し迫った状態だったとコメント。さらにドミノピザのスタッフの行動が非常に大きな役目を果たしたと評価した。

Alexander氏は現在病院で治療を受け、安定した状態が続いているという。

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