このボランチが10番の庄司選手。彼に注目して下のGIFを御覧ください。
基本的にレノファのビルドアップはこの庄司がまさに「司令塔」となって繋いでいきます。そして彼は相手の「移行状態」をよく見ているなあと。もし相手の守備陣形が整っていないときはすぐさま縦にパスを入れてカウンターを仕掛けたりします。しかし相手が自陣へ戻ってしまい陣形が整っていてスペースが無いと判断したときは潔くペースを落とします。この遅くするっていうのが簡単なようでなかなか難しいのです。
さきほど庄司が一度ペースを落とし自陣から繋いでいった流れでレノファはゴールを奪います。まあこれはセレッソ最終ラインのミスでしょうけど、レノファの試合はほんと見てて面白いですね。
ちなみにプロになったきっかけはあのポポヴィッチさんだそうです。町田時代に見つけて練習参加させたとのこと。その当時どんなレベルの選手だったのかはわかりませんが、やっぱりプロの観察眼はすごいですね。
-大学から町田ゼルビアに入るきっかけを教えてください。
天皇杯の東京都予選の決勝で町田ゼルビアと専修大学が戦った時に、当時ゼルビアの監督だったポポヴィッチ監督(元セレッソ大阪監督、現レアル・サラゴサ監督)が声をかけてくれて練習に参加したのがきっかけです。うまい選手ならそのまま契約ということもあるのでしょうが、僕はまだそのレベルではなかったです。3日間参加したのですが、初日が終わった時点で監督からは町田に入る気があるなら、翌日からも来い。入る気が無いならもう来なくていいと言われていました(笑)だからその時点で決まっていたのかなと今は思います。
そして好きな選手は「ピルロ」とのこと。わかる!!
-好きな選手はいますか。
ピルロ(イタリア・ユベントスMF)が好きです。
まだ1試合しか注意深く見てないんですけど、たぶん彼ならJ1で優勝を狙うレベルのクラブに行っても通用するのではないでしょうか。レノファは彼を引き抜かれないようにせねば...なんとなく川崎フロンターレが欲しがりそうな素材。