先日、電動アシスト自転車を買った我が家。
それまで坂の多い街で、移動にヒーヒー言っていたママもルンルンで、早速息子の習い事の見学などちょっと遠めのところを予約していました。
さて、実際に使ってみて暫く経つんですが、電動アシスト自転車、なかなか慣れないようです。
電動自転車は自転車に非ず
自転車を購入したお店の店員が言ってました。
何も知らずにいきなり乗ると、とっても危ない乗り物ということみたいです。重量は30kgくらいあるし、なんたって電動でアシストしてくれるんで、もはやバイクのような感覚でいたほうがいいみたいです。
空気は2週間に1回入れる
購入するときに店員さんが教えてくれた「より長く使うために大事なこと」がこれです。
電動アシスト自転車は車体が重いので、当然空気の抜けが早いです。
空気が抜け、地面に接するタイヤの面積が大きくなると、それだけ摩擦が発生し、バッテリーの消耗が激しくなるので、空気の入っていない自転車に乗ることはバッテリーの寿命を縮めることになります。また、タイヤの磨耗にもつながるので、タイヤの寿命を縮めることにもなります。
こまめに充電はダメ
もう1つ店員さんが教えてくれた注意事項。
充電が少なくなると不安だから、とまだまだ残りの電気があるのにこまめに給電するのはバッテリーの劣化を早めるそうです。
電動アシスト自転車で使われるリチウムイオン電池は、満充電ほど劣化が進み、高温になるほど劣化が進むものです。
こまめな充電や炎天下で長時間放置はバッテリーを傷めるもとってことです。自転車の置き場所にまで気を使わせるとは、なかなか偉そうなやつめ。
ヘルメットはパパ・ママが実演
小さな子どもを乗せるときには、もしもの時のためにヘルメットを着用させたほうがいいですが、案の定というか、息子とても嫌がってます。
こういうときはパパ・ママがニコニコしながら被ってみせて、「ヘルメット被るっていいなぁ、羨ましいなぁ」って雰囲気にするのが効果的らしいです。
とりあえずパパが何回かニヤニヤしながら被っていると、もの欲しそうな顔でこちらを見てきました。ただ、まだ頭に乗せると嫌がるので、もう少し恥を捨てる覚悟が必要みたいです。
チャリの置き場所問題
以前住んでいたマンションは、駐輪スペースにご自由にどうぞ方式の駐輪場でした。
その頃子どものいなかった私は、明らかにスペースの足りていない駐輪場に、電動自転車が1台で2台分くらい場所を取っていることに、ちょっとイラッとしていました。
マンション自治会の役員もやっていたんですが、そこでもこの電動自転車が多くて駐輪場に停められない問題は結構取り上げられていました。また、対策の立てようがないところも悩ましかったです。
一方、今のマンションは上下2段のラックに入れる方式なんですが、ここでも電動自転車は結構問題となっています。
ラックの横幅が狭いため、子ども乗せ用の電動自転車が並ぶと、横とぶつかって入れることができません。
さらに電動自転車のカゴが大きすぎて、前カゴをつけている自転車は上段ラックに当たって最後まで入れることができません。
その結果、マンションの駐輪場がちょっと悲惨な状況になっています。
↑収まりきってない駐輪場の図
特にHYDEEは車体が大きいので、HYDEEで前カゴをつけているものが駐輪場を圧迫しています。そして、HYDEE率が高いのが更に問題を大きくしているような気がします。
これら電動自転車でぎゅうぎゅうになった私のマンションの駐輪場は、自転車の出し入れに非常に苦労するようになってしまっています。
↑前カゴと上段のラックが当たってこれ以上入らない
また、私は同じ位置の上段・下段のラックを契約しているのですが、上段から自分の自転車を出し入れするときには、一度下段の電動自転車をずらさないと、後輪のカゴに当たって格納できません。上下段ともに自分のラックなので問題ありませんが、これで上段・下段がそれぞれ違う契約者だと結構問題になるはずです。
マンション住まいで電動自転車を買うときには、駐輪場の状況にちょっと注意しておいたほうがいいと思います。うちのマンションはこの問題で揉めています。
おわりに
買ってみるまで知らなかった・分からなかったメンテナンスのやり方や問題がある電動自転車。実際使ってみると分類的には原付バイクに近いのかな、と思いました。それを自転車置き場に置こうとするから問題が・・・という気もします。
きっとこれから何年も使っていくことになる相棒、大事にしていきたいです。