ロンドン=河野正樹
2016年5月16日09時35分
サッカーのイングランド1部リーグ今季最終戦マンチェスター・ユナイテッド(マンU)―ボーンマス戦が15日、スタジアム内で爆弾に酷似した不審物が見つかったため、中止となった。不審物は最終的に爆発物を探す犬の訓練用の模擬爆弾とわかったが、英中部マンチェスターの警察当局の爆弾処理班が出動して対応する騒ぎとなった。
警察当局やマンUによると、不審物が見つかったのはマンUの本拠スタジアム・オールドトラッフォードのトイレ。試合は現地午後3時から始まる予定だったが、通報があって警察が調べたところ、形が爆弾に似ていたため、観客をスタジアムから退避させた。マンUは警察当局と相談の上、観客の安全を考慮して中止を決めた。その後の調べで民間会社がスタジアムで行った犬の訓練の際に使った練習機材を置き忘れたもので、爆発の危険性はないことがわかった。
中止になった試合は17日に同会場で行われる。(ロンドン=河野正樹)
おすすめコンテンツ
義足アスリート界に突如現れた新星
乙武洋匡さん「パラリンピックを無くしたい」。その意図は。
2歳で全盲。3度目のパラリンピックで頂点へ
車いすバスケからフェンシングへ。38歳が再出発。
日本が世界に誇る車いすテニス選手の素顔に迫る。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
PR比べてお得!