トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

楽天、2日連続サヨナラ負け 2日で計33安打20得点なのに…

2016年5月16日 紙面から

ロッテ−楽天 6回裏2死満塁、代打井口(左)に押し出しの四球を与えた楽天2番手の横山=QVCで

写真

◇ロッテ9−8楽天

 ロッテが2戦連続で延長戦をサヨナラで制し、3連勝を飾った。1−5の6回に細谷の代打逆転満塁本塁打などで7得点。8回に追い付かれたが、延長11回にデスパイネの左前打で試合を決めた。楽天は先制しながら投手陣が崩れた。

 楽天・梨田監督もお手上げだ。中継ぎ陣の崩壊で、前日の「12−13」のサヨナラ負けに続いて、「8−9」のサヨナラ負け。投手陣のテコ入れ策について聞かれた梨田監督は「あれば、教えてください」と報道陣に逆質問だ。

 楽勝ムードだった。4回までに5点のリード。先発の釜田も4回に角中にソロを打たれたものの、後はスーイスイ。しかし、6回、簡単に2死を取った後に突然、悪夢の幕開けだ。ヒット、3連続四球で押し出し。2点目を献上し、よもやの降板劇となった。

 急きょ、出番が回ってきた中継ぎが7失点と炎上。8回に同点に追い付くが、延長11回、前日に続いて、守護神松井裕がサヨナラ打を浴びた。

 火消しどころか、火に油を注ぎ続ける中継ぎ陣。守護神の松井裕が自信喪失気味になっているのが、気掛かりだ。「松井には責任はない。配置転換も考えていない。勝つに越したことはないが、面白いゲームはできている。次の秋田で気分を変えてやるしかない」と梨田監督。まだ、明るさだけは失っていない。(竹下陽二)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ