「おおさか維新の会」前代表で、同党の法律政策顧問を務める橋下徹前大阪市長が15日、舛添要一東京都知事の政治資金問題をめぐり、「じつにせこい。都民の批判は受けなければならず、謝らなければならない」と述べた。進退については「都民と舛添さんの判断になる」とした。
橋下氏は、舛添氏が海外出張でホテルのスイートルームも繰り返し利用したことを「やり過ぎだ」と批判。飛行機のファーストクラス利用も「ぼくは府知事時代の上海出張で、エコノミークラスで行くといったら府職員から『せめてビジネスクラスで』といわれた」と述べた。
批判の矛先は国会議員にも向いた。
歳費とは別に支給され、使途報告の義務がない「文書通信交通滞在費」について「ブラックボックスになっているのは問題で、国民をだましている。領収書がなくてもよいのでは、問題点も分からない」と語った。
橋下氏は同日、福岡市内で開かれた「福岡維新の会」の設立記念で、記念講演した。
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