こんにつわ。
ゲームブック投稿サイトの管理者です。
筆者はKickstarterで火吹山の魔法使いのPCゲーム開発資金のパトロンとなりました。
確か4月頃にそのゲームがリリースされるという話だったと思いますが、今だ連絡が来ません。
何かこの前火吹山の壁紙もらってお茶を濁されたような感がありますけどね。
ま、さらに筆者のPC環境ではSteamと呼ばれるゲームのプラットフォームアプリが上手く起動しないんですよ。
火吹山はSteamが動く環境で提供されるので、もはや雲行きが怪しくなっています。
どうにかこの状況を打破しないとな……といろいろやっているとKickstarterからの過去メールで「House of Hell」の文字が踊りました。
え? 何それ?
リターンとして「Forest of Doom」や「Starship Traveller」と言う単語を入力した記憶はあるんですけど、「House of Hell」は要望してなかったはず。
なので、何だかよく分からないんですけどダウンロードできたうえプレイも出来たのでご報告します。
目次
House of Hellとは?
泣く子も黙る、ゲームブックで世界的に著名なスティーブ・ジャクソンUK先生の名作です。日本語訳名は「地獄のミサワ館」
表紙イラスト、これだよもう。おっかねえな。
だからと言って復刻版で↓ここまで変更するとは。
- 作者: スティーブジャクソン,SK(フライトプラン)
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/12/27
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 43回
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JKが出てくるのって違和感あり過ぎなんだけど。
破壊的な日本のエボリューションには世界も熱い視線を注いでいることでしょう。
意外に復刻版へのAmazon評価が高いところも特筆です
(ちなみに変な期待をしてはダメだそうです。素直にDMMに行って下さい)
ダウンロードした
いや、出来たんですよそれが。
何でなんでしょうね?
この画面がかなり親切で、ゲーム画面の大きさや、グラフィック描写のスピードを選ぶことが出来ます。
さらに筆者はディスプレイが二つあるので、どちらに表示するかも選べます。
いいねえ。
はい。さっきの書籍イラストがうまい感じで表示されます。
恐怖を感じるBGMが雰囲気を盛り上げてくれます。
音響とかも良いんですよ。雷がなったり雨がザーッと降ってきたり。
そしてモンスターがゆっくりと蠢くんです。迫力ゥ!
全部英語です。英語の勉強に持って来いですね!!(涙目)
他の言語が選べる! と思って見たら「フランス語も選べる」んですって。
もっとわからんわ!
言葉意外にもいろいろと設定をしたり、メニューがあるんです。
これなんてあれですよ。
作者であるスティーブ・ジャクソンUK先生の前書きですよ。
しかもサイン入です。やったぜ!
なんて書いてあるのかよく分かりませんけどね。
他にはファイティング・ファンタジーの歴史も勉強できますよ。
写真、どなたかおわかりですよね?
いやあ若い。若かりし頃のスティーブ・ジャクソンUK先生とイアン・リビングストン先生ですよ。
何かイアン先生の毛髪・ヒゲの多さが今と対比して凄いですね。
ゲームやろうや
じゃあ、早速はじめましょう。
最初は主人公のパラメータを決めるためにダイスをふります。
こんな感じで本にサイコロが埋もれているんですよ。
掘り起こして下さい。
凄くリアルなサイコロが転がる演出で盛り上げてくれますよ。
強敵が現れた!
はい。英語がよくわからないので適当に選択肢を選んで読み進めていたらコイツに遭遇してしまいました。
何かヤバそうですよね。
戦ったら負けるかもなあ。
Amazonの書籍レビュー見ていたら難易度が相当高いと書いてあったし。
どうしよう……。
そんな時は普通にズルしたらいいんじゃねえですか。
こんな感じでメニュー表示されます。
優れものですよこのメニュー。
何せ
- パラグラフを戻る事ができる
- 買っても負けても選択肢を自由に選べる
- スタミナをいくらでも増やせる
と、やりたい放題ですから。
バトルをしないでも勝ったことにして読み進めるなんて朝飯前です。
これは
↑こちらの記事でも触れましたが、同じシステムで、ゲームブックを楽しくプレイするための仕組みなのです。
勿論ルールに則ってプレイすることも出来ます。
ユーザーのお好みで選べるようになっているんですね。
バトル!!
では今回は真面目にバトルをしてみましょう。
何か赤く妖しく光る宝石のような所をクリックするとバトルになります。
すると、こんな感じでダイスロールします。
自分と敵の分のサイを同時に振るんですね。
で、自動計算してすかさず計算し、結果も一瞬で分かります。
これストレスがないばかりか、見ているだけでも楽しいんですよね。
サイコロの出目が果たしていくつなのか。
相手はいくらか。攻撃に成功したのか。
その過程を自動で楽しむことが出来るんですよ。
アプリの強さですね。
ゲームブックのTRPG的な楽しさを煩わしさを省いていいとこ取りと言った感じです。
こう言う感じのゲームブックが今は求められるのではないでしょうか。
アドベンチャーシートももれなく自動で記録してくれるんですよ。
ユーザーがやるのはマッピングくらいでしょうね。
まとめ
そんな感じで思う存分に楽しめる「House of Hell」
Fighting Fantasy: House of Hell (iOS and Android)
AppStore、Google Play、SteamでWindowsやMacでプレイできます。
英語力のある方はすぐさま楽しめますし、そうでない方は英語の楽しい勉強の一環としても大変お勧めの作品となっております。
以上、北海道からでした。