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【芸能・社会】

乳がんとは長い付き合いに 南果歩が主演舞台復帰会見

2016年5月16日 紙面から

乳がんの術後初の舞台へ意気込みを語る南果歩=東京都渋谷区で

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 3月11日に乳がんの手術を受けた女優南果歩(52)の復帰作となる舞台「パーマ屋スミレ」(17日〜6月5日)の公開リハーサルが15日、上演先の東京都渋谷区の新国立劇場で行われた。

 乳がんのステージ1と診断され手術を受けた南だが、リハーサルでは病後を感じさせない力強いセリフ回しなどを披露。夫で俳優の渡辺謙(56)も差し入れを手に稽古場を訪れてくれたという。術後は、ホルモン療法を受けていて公演後には、新たな治療を併用していくことも検討する。「(乳がんとは)長い付き合いになるなと思っています。手術を受けても社会復帰できるということをこの舞台で身をもってお伝えしたい」と話した。

 また、夏に双子を出産予定の娘の女優杏(30)には「母子共に健康で生まれることを祈るだけです」。さらに蜷川幸雄さんの逝去には「あまりにも大きな存在で今は言葉もありませんが、情熱があれば前に進めるという教えを胸に、お芝居に関わっていきたい」と話した。

 

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