熊本地震 2回目の震度7から1か月

熊本地震 2回目の震度7から1か月
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49人が亡くなった一連の熊本地震のうち、40人が犠牲になった2回目の震度7の地震から16日で1か月です。熊本県内では4万棟余りの住宅で被害が確認されているうえ、およそ1万人が避難生活を余儀なくされていて、被災者の生活再建と継続的な支援が課題となっています。
一連の熊本地震では、震度7の揺れを2回観測した益城町をはじめ、熊本県の7つの市町村で49人が死亡したほか、南阿蘇村では大学生1人の行方が分かっていません。
一連の地震のうち、先月16日の2回目の震度7の地震から16日で1か月になります。犠牲者49人のうち40人がこの地震で亡くなっていて、中には最初の先月14日の地震でいったん避難したあと自宅に戻っていたところを、建物の倒壊などに巻き込まれて亡くなった人もいます。
16日の地震で大きな被害が出た地域のうち南阿蘇村では、村の大動脈だった阿蘇大橋が崩落し、一部の地区は大幅にう回しないと村の中心部と行き来できない状態が続いています。
また、水田や畑にひび割れが見つかるなどの被害が出ていて、村の基幹産業の観光業と農業は深刻な打撃を受けています。
一連の地震で熊本県内では、4万棟余りの住宅で被害が確認されているうえ、およそ1万人が避難生活を余儀なくされていて、被災者の生活再建と被災地への継続的な支援が課題となっています。