昨日飲み過ぎたので、もちろん朝は早起きできず、大切なお休みの何分の一かを寝て過ごしてしまう。
歳を取っても全く関係なく土日もアグレッシブに出かける人が多い中、私は何もかもに疲れてしまって、どこにも出かけられない。
こんなことではダメなんだけど、これからもっとダメになっていくと思う。
パン屋でラーメンを提供しているお店があるとずいぶん前から聞いていたのでクルマを飛ばすも、昼営業に間に合わず。
再訪の見込みは全く立たないながらクルマを戻して、背脂醤油ラーメンまる星開成店@足柄上郡開成町宮台へ。
ネット情報なので誤りがあるかも知れませんが、小田原らーめん宿場町に「中華そば専門まるぼし食堂」として2007年11月にオープン、2014年頃閉店。
「背脂醤油ラーメンまる星」として鴨居本店(2013/1/30オープン)、小田原店(2014/9/19同)、西大友店(2015/7/17同)に続いて開成店として2016/2/26オープン。
開成店はラーメンショップの跡地で、駐車場は広いと言っても車でしか移動しない地方では標準的な広さ。
カウンター18席、4人掛けテーブルが4卓、小上り8人分の店内は一人客より家族連れ狙いでの構成で、席に着いてからの口頭注文後会計となります。
メニューは醤油、塩、味噌、夏季限定の冷し中華はありますが、つけ麺とか油そばとかはありません。
ラーメン以外にコロッケ定食や白身魚フライ定食などが揃っていて、ビールやサワーも用意されています。
麺は醤油と塩が細麺、味噌が太麺ですが、変更できますし、茹で加減も指定できます。
背油の量(多め、少なめ、抜き)、一味唐辛子の抜きにも対応されていて、替玉もあります。
自家製麺を謳っていますが、自社の鴨宮製麺から仕入れているようです。
卓上には辣油、酢、醤油、一味唐からし、ブラックペッパー、中濃ソースが用意されています。
ほどなくして味噌ラーメン680円、種類によって丼を変えているようです。
鶏ガラ出汁をベースに鰹節出汁や昆布出汁で味を調整されたスープ、旨味の強い赤味噌ダレをうまく合わせていて、今風でとても美味しいです。
味が一辺倒にならないようにか黒ゴマや一味唐辛子が散らされていて、最後まで飽きさせない味わいです。
みっちりした太麺はつけめんでも味わってみたい美味しさ、スープとの相性はイマイチですが、あまり気になりません。
バーナーで炙ったチャーシューが二枚、茹でもやし、九条ネギがたっぷりと。
女房のチャーシューワンタンメン1000円、醤油ラーメンは白丼ですか。
京都背脂ラーメン風の鶏ガラ出汁スープに背脂を散らし、醤油ダレを合わせたとても美味しいスープ、このスープがまる星の味なんだよね。
極細麺がとてもスープによく合い、トッピングはチャーシュー三枚、ワンタン五個、メンマ二本、九条ネギ二掴み。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
女房にはコンビニでデザートを買ってクルマで休んでもらって、私は近くのリンガーハット跡地に2016/4/29オープンした商店系列の横浜家系ラーメン大井商店マックス@足柄上郡大井町金子(ホームページ)へ。
商店系は、町田商店を本店として「町田商店○○店」「○○商店」「○○商店マックス」等に分かれていて、命名の基準を知りたいところです。
この手のラーメン屋にしては珍しく、着席後の口頭注文後会計、つまり券売機が用意されていません。
店内は厨房に面したカウンター8席、6人掛けテーブル4卓、4人掛けテーブル2卓。
卓上には練り唐辛子、白胡椒、おろしニンニク、刻み生姜、豆板醤、黒胡椒、辣油、醤油、酢、一味唐からし、刻みタマネギ、ご飯のお伴にキュウリの漬物。
メニューを見るとラーメンは醤油と塩だけで、つけ麺や油そばは用意されていません。
トッピングは海苔、ウズラの卵など商店系で一般的なものですが、サイドメニューはチャーハン、唐揚げ、餃子、フライドポテト、ハムカツ、春巻きと一般的ではないラインアップ。
ライスは小100円、大150円ですので無料食べ放題ではありません。
厨房には男性店員さんが二人いて、一人はベテラン、一人はベテラン見習いな感じ。
大きな寸胴でスープを炊いている風で、スープをストレーナーで濾していますが、辺りにガラも豚骨も見当たらず。
さて特製チャーハンセット980円、ラーメン650円、特製チャーハン350円の組み合わせなので20円お得のセットです。
ラーメンは安定した商店系の味わい、クリーミーな豚骨スープに塩気を抑えた醤油ダレを合わせたスープ。
四之宮製麺の平打太麺はやや柔らかめで、商店系にしては美味しい方に感じました。
トッピングの構成は他店と同様ですが、ウズラの卵が手前ではなく奥に乗せられ、茹でほうれん草が多め、チャーシューが二枚(何かの手違いだと思う)、薬味ネギ少なめ。
大きな中華鍋を振って炒めていたチャーハン、ご飯に塩コショウして溶き卵で仕上げたシンプルな一品。
味が濃いというか、ご飯の味が薄いというか、一回食べたら十分だと感じました。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
その後帰宅、自宅でのんびり、子供達が帰ってきたところで晩酌。
ああ、土曜日が終わってしまった。