特急列車と乗用車が衝突 車の女性が死亡

特急列車と乗用車が衝突 車の女性が死亡
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15日夜、川崎市の小田急小田原線の踏切で特急と乗用車が衝突し、乗用車に乗っていた女性が病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。小田急線は16日朝の始発から平常どおり運転しています。
15日午後10時ごろ、川崎市麻生区上麻生にある小田急小田原線の踏切で、箱根湯本発、新宿行きの特急ロマンスカーと乗用車が衝突しました。
警察によりますと、この事故で乗用車は大破し、運転していたとみられる60代の女性1人が中に閉じ込められました。
女性は消防によって、およそ2時間後に救出され病院に搬送されましたが、全身を強く打っていて、その後、死亡が確認されました。
ロマンスカーには、およそ100人の乗客がいましたが、けがをした人はいないということです。
この事故で、小田急小田原線は新百合ヶ丘駅と町田駅の間の上下線で、およそ4時間にわたって運転できなくなり、2万人に影響が出ましたが、16日朝は始発から平常どおり運転しています。
警察によりますと、現場は遮断機と警報機が設置された踏切で、事故当時、遮断機は降りていたということで、警察が事故の詳しい状況を調べています。