リケジョ支援策など意見交換か G7科学技術相会合

リケジョ支援策など意見交換か G7科学技術相会合
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G7=主要7か国の科学技術分野を担当する閣僚らが集まる会合は、16日から茨城県つくば市で議論が始まり、次の時代を担う人材を育成するため、「リケジョ」と呼ばれる理工系の女性研究者の支援策などを巡って意見が交わされる見通しです。
G7科学技術相会合は、伊勢志摩サミットを前に、16日から2日間の日程で、茨城県つくば市で閣僚らによる議論が行われ、日本からは島尻科学技術担当大臣が議長として出席します。
会合では、次の時代を担う科学技術分野の人材育成が主要なテーマとなり、「リケジョ」と呼ばれる理工系の女性研究者の育成に向けて、女性研究者と女子学生の国際的なネットワーク作りを支援することや、大学や研究機関などで男女が平等な職場環境を整備するための方策などを巡って意見を交わすことにしています。
また、科学技術の研究開発の成果を、高齢者が元気に暮らせる社会づくりに活用することや、格差のない社会を目指して、科学技術分野でも発展途上国との協力関係を強化することなどが議論される予定です。
会合では、これらの議論の成果を、17日に「共同声明」として取りまとめることにしています。