石破茂地方創生担当相は１３日午前の記者会見で、オバマ米大統領の主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）に合わせた広島訪問に関し「原子爆弾を広島、長崎に投下した米国の大統領が被爆地を訪問するということは極めて画期的なことで、大きな意義を有するものだ」と述べた。

　オバマ氏が提唱した「核なき世界」については「唯一の被爆国たるわが国として、『核なき世界』の実現に向けて今後とも努力するという大統領の思いと一致したものだ。（『核なき世界』の実現に向けた）議論がさらに高まっていく一要素として受け止めている」とも語った。