死亡者新たに67人の身元公表
厚生労働省は13日、第二次世界大戦後に旧ソ連に抑留されて死亡した人のうち、新たに67人の身元を特定し、漢字の名前と死亡年月日、埋葬場所、出身地を公表した。
厚労省はロシアから提供を受けた名簿をもとに作業を進め、シベリアとモンゴルの両地域の死亡者は2007年から、同地域以外の樺太(現サハリン)、中国東北部などでの死亡者は昨年4月から順次、公表している。
今回公表された67人のうち樺太地域は18人、シベリア地域は49人。累計は樺太地域が107人、全ての地域が4万472人になった。
厚労省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/soren/)で公開している。【熊谷豪】