子どもの水の事故相次ぐ 岡山

子どもの水の事故相次ぐ 岡山
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岡山県内で15日、子どもの水の事故が相次ぎ、倉敷市で4歳の男の子が小学校のプールで溺れて死亡しました。また、倉敷市と浅口市で男の子2人が、それぞれ川と池に転落し、警察によりますと、いずれも意識が無いということです。
15日午前9時前、倉敷市の倉敷東小学校で30代の母親から「正門前に止めていた車の中で待たせていた4歳の次男がいなくなった」と、警察に通報がありました。警察が調べた結果、およそ1時間後に小学校の敷地内にあるプールで、男の子があおむけの状態で発見され、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、男の子は15日朝、母親と小学生の兄の3人で車で学校に来ていて、母親はグラウンドで行われる予定だったサッカー教室に兄を連れて行き、20分ほど男の子を1人で車内に待たせていたということです。
プールの周囲には、高さおよそ1メートル60センチの柵が設置され、出入り口には鍵がかけられていたということで、警察は男の子が柵を乗り越えて、誤ってプールに転落したのではないかとみて、詳しい状況を調べています。
また、午後2時前には浅口市で遊んでいた小学1年生の男の子が神社のすぐ近くにある池に落ちたと、近くにいた男性から消防に通報がありました。男の子は近くにいた人たちに救助され病院に運ばれましたが、警察によりますと、意識が無いということです。男の子は兄や友達と池の周りで遊び始めた直後に、「ドボン」という音がして姿が見えなくなったということです。
さらに、午後3時40分ごろには、倉敷市で自転車に乗っていた小学1年生の男の子が、道路沿いを流れる川に転落しました。男の子は、病院に運ばれ手当てを受けていますが、警察によりますと、意識不明の重体だということです。男の子は友達2人と遊んでいたということです。
警察は、いずれも男の子が誤って転落し溺れたとみて、詳しい状況を調べています。