2016年04月22日

カージャーナリストの実態。
最近はマスゴミ何て言われて読者からブーイングが起きている出版業界ですが当たり前と言えば当たり前なのですよね。
元々このジャーナリストと言う言葉は何を意味するのでしょうね。
整備士と言えば当然国家試験を受けて通った人達なのですよね。
医者も然り、責任ある仕事をする人達は当然それなりの教育を受け、難しい国家試験に受かってその職に就くのです。
ところがジャーナリストになるにはこれと言った教育も無ければ国家試験もないのです。
勿論ジャーナリストにもピンからキリまでいるのですがカージャーナリスト何てキリの方なのです。
出版社に入りメーカーから廻って来た資料を基に焼き直しする様な仕事ばかりしているのですがその内取材先で煽てられると自分は一流の物書きになったつもりになってしまうのですよね。
私もジャーナリストとして40年近く新聞や雑誌に寄稿していましたがもう止めましたよ。
アメリカに来てMPGと言う団体に入ってアメリカやヨーロッパの出版社の仕事をする様になって初めて日本の出版社が駄目なのか分かりましたね。
このMPGの中でも雑誌の編集部員と言うのは一番下に見られているのです。
だからこのMPGでは先日ブログアップした様に各社のジャーナリストを集めてレースコースを借り切ってハイスピードドライビングの教習をしたり各メーカーのトップクラスとの座談会を定期的にやっているのです。
私の場合は編集部員では無く自分で海外にも本を出版しているので作家としてのジャンルに入れてもらっています。
ところで日本の雑誌社は朝の10時頃からボチボチやろうかと言った感じて定時に出社する人間なんていませんよ、その点海外の雑誌社は定時には全員揃っています。
又、メーカーのアゴアシ付きと言うのは当たり前です、良いホテルなども事前に用意されており夜は夜で接待があるのですよね。
カーオブザイヤーの選考会何て受賞する車のメーカーの接待はそれこそ一般庶民には想像も出来ないものですよ。
こんなに甘やかされた編集部員はどうしてもメーカー寄りの美辞麗句を並べた記事しかかけないのですよね。
もう時効だから書きますけれど昔バイク雑誌のテスターをしていた頃2週に渡って2社の750ccバイクのテストをFISCOを使ってやりました。
A社のテストの時は晴天でしたが翌週のB社のテストは生憎の雨でした、条件が違うから当然テストの結果にも差が有るのです、しかもこちらとしては雨と言えど全力を尽くしたのです、するとメーカーの人は私と編集長に20万円をそっと渡したのです。
当然次の号では実際のテスト結果と違うモノが出ていましたね(笑)。
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Posted at 2016/04/22 17:28:34