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ペットより隣人を愛せよ…警鐘鳴らす

聖霊降臨祭のミサで信徒を祝福するフランシスコ・ローマ法王=バチカンのサンピエトロ寺院で2016年5月15日、AP

 【ローマ福島良典】ペットよりも苦しむ隣人を愛して−−。フランシスコ・ローマ法王は14日、現代人が猫や犬などのペットを偏愛するあまり、人間同士の連帯が時にないがしろにされていると嘆いた。

     イタリアのANSA通信によると、法王はバチカンのサンピエトロ広場で開かれた謁見で、カトリック信徒らを前に「猫や犬には大きな愛情を感じているのに、隣人の飢えは手助けをせずに放っておく人をしばしば目にする」と述べた。

     法王は、難民・移民やホームレスなどの弱者を助ける「貧者の教会」路線を掲げており、他人の苦しみを実感できない現代の「無関心のグローバル化」に警鐘を鳴らしている。

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