蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【スポーツ】[バレーボール]日本女子圧勝発進 長岡20得点2016年5月15日 紙面から
◇リオ五輪世界最終予選 日本3−0ペルーバレーボール女子のリオデジャネイロ五輪世界最終予選兼アジア予選は14日、東京体育館で開幕し、世界ランク5位の日本は長岡望悠(24)=久光製薬=らの活躍で同21位のペルーを3−0で下し、4大会連続の五輪出場へ好スタートを切った。 マッチポイント、エースで主将の木村がスパイクをたたき込み、日本が4大会連続の五輪出場へ白星スタートを切った。「まずはストレートで勝ててよかったが、すぐ次のカザフスタン戦に切り替え集中したい」。木村の視線はその先を見据えていた。 格下相手のペルーに第1セットは思わぬ接戦を強いられた。「ペルーのサーブレシーブが思ったより安定していたが、正面に打ってしまった」と真鍋政義監督。木村、次世代のエース古賀がともに1得点に封じられ、一時はリードを許すなど25−23と苦しんだ。 苦境を救ったのは今季プレミアリーグMVPの長岡だった。「競った場面はここ1本に集中することを心掛けた。周りの選手が踏ん張って回してくれたので、集中できた。苦しい状況を断ち切れたことが勝利につながったと思う」。チーム1を誇る310センチの最高到達点から左腕を振り抜き、スパイクやバックアタックを次々にペルーコートに突き刺す。第1セットだけで11得点、ブロックにサービスエースも決めるなどトータル20得点はもちろん両チームトップで、指揮官も「本当に素晴らしかった」と絶賛。ロンドン五輪後に台頭し日の丸を背負った新スコアラーがストレート勝ちの立役者となった。 長岡の強打に引っ張られるように木村も第2セットからは復調し13得点。結婚、出産を経てロンドン五輪以来の代表復帰となる荒木も4本のブロックを決めるなどして最終的には快勝。「この調子であすも勝ちたい」と真鍋監督が言えば、立役者の長岡は「次もできることを精いっぱいやるだけ」と気を引き締める。一戦必勝でリオの出場権をつかみ取る。 (川村庸介) PR情報
|