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【ゴルフ】

溝口英二がシニア初V王手

2016年5月15日 紙面から

6番ホールでティーショットを放つ溝口英二

写真

◇KYORAKU MORE SURPRISE CUP<第2日>

 ▽14日、三重県いなべ市、涼仙GC(7040ヤード、パー72)▽晴れ、気温26度、南南東2メートル▽賞金総額5500万円、優勝1100万円▽81選手(うちアマ3人)▽観衆1729人▽京楽産業.グループ主催▽三重県、いなべ市、愛知県、名古屋市、中日スポーツ後援

 初日トップの溝口英二(51)が70で回り、通算7アンダーで首位をキープ。シニアツアー初優勝に王手をかけた。2打差2位には、ともに70で回った前年覇者の崎山武志(53)=アビバHD=と前日3位だった加瀬秀樹(56)=アイテック=が並んだ。通算3アンダー、4位に奥田靖己(56)=ユニテックス。通算2アンダー、5位に尾崎直道(59)、秋葉真一(50)=関文グループ=ら8人がつけた。

    ◇

 淡々とプレーする溝口が首位を守った。まずは7番パー3。7番アイアンでの第1打がピン奥5メートルにオンし、これを沈めてバーディー。10番では左奥5メートル、13番でも5メートルをそれぞれ決めてバーディー奪取。ホールアウト後は「何がいいのか分からない。きょうも3パットがなかったので、そこだけは良かった。まだ手探り状態」と振り返った。

 レギュラーツアーで2勝して昨年シニア入り。自分では「多少はできるだろう」と思っていたが、12試合で最高は広島シニア選手権の13位、賞金ランキングは47位に終わり、30位以内が獲得できるシード権は手にできなかった。「余計なことばかりを考えてしまい、ゴルフに集中できなかった」と言う。

 今季は開幕戦は60位だったが、2戦目のノジマチャンピオンカップでは4位に。そして今大会は初日から独走。15日の最終日はシニアツアーで初の最終日最終組。「V争いはしたいが、優勝はまだまだ。明日は自分らしく、悔いのないようにやりたい」と控えめに語った。 (櫛谷和夫)

 

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