蹴球探訪
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【ゴルフ】イ・ボミ 3連覇に王手2016年5月15日 紙面から
◇ほけんの窓口レディース<第2日>▽14日、福岡市・福岡CC和白C(6323ヤード、パー72)▽晴れ、気温25・2度、北西4メートル▽賞金総額1億2000万円、優勝2160万円▽108選手(うちアマ3人)▽観衆7328人 大会3連覇を目指すイ・ボミ(韓国)が4バーディー、ノーボギーで2日連続の68をマーク。通算8アンダーまで伸ばして、前日の3位から単独首位に躍り出た。1打差の通算7アンダー、2位にキム・ハヌル、6アンダー、3位に申ジエ(ともに韓国)と笠りつ子(28)=京セラ=が続いている。また、ツアールーキーの沖せいら(23)がインコースで9ホール7パットのツアー史上最少記録を樹立した。 前週は曇りっぱなしで終わったイ・ボミの顔が、パ〜ッと明るくなった。「先週はゴルフをする時楽しくなくて、しんどいしんどいって言ってた。頭の中がグチャグチャだった。今週はとにかく笑ってゴルフしようと決めてスタートしたら、体も気持ちも全然違う」。持ち前のスマイルが戻れば、強いゴルフも戻ってくる。3連覇へ王手の首位浮上だ。 前日は前半のアウトがパープレー、後半のインで4アンダー。第2ラウンドはアウトで3連続を含む4バーディー、インはパープレーにまとめる真逆の流れで、2日連続の68をマークした。「前半の感じならもっと行けるかなと思ったけれど、後半グリーンも少し重くなったし風も吹いてきて…」と振り返った。 今季前半の目標に掲げたリオ五輪出場という難題が、自分を苦しめていた。「優勝しないと、2位でも(五輪代表を決める世界ランクが)上に行かない。それが悔しくて。いつの間にか、優勝、優勝って自分にプレッシャーかけて、どんどん考え込んでいた」。前週は世界ランクのポイントも高い国内メジャー戦だっただけに、さらに深みにはまってしまったのだろう。 「でも、きのうは(ラッキーフードの)うなぎも食べたし、あしたもゴルフをゲームだと思って、楽しく深く考えずにやりたい」。まずは優勝より、ギャラリー投票によるベストスマイル賞の“3年連続”受賞を目指すという。きっと笑う門には福来る。 (月橋文美) PR情報 |