蹴球探訪
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【プロ野球】宮西、リーグ初200ホールド G山口以来史上2人目2016年5月15日 紙面から
◇日本ハム7−3西武日本ハムが今季初の4連勝。0−1の2回無死満塁から3連続押し出し四球などで4得点し、5回に中田と近藤の連打で2点を加えた。5投手で継投し、7回を抑えた宮西が通算200ホールド。最後は増井が締めた。西武は4連敗。 ◇ 3点リードの7回表、日本ハム・宮西は満を持してマウンドに上がった。いつものように思い切り腕を振る。代打外崎を空振り三振、続く金子を二ゴロに仕留め、最後は秋山を中飛。2014年の巨人・山口に続く史上2人目、パ・リーグでは初の通算200ホールドを達成した。 チームは満員の本拠地で今季初の4連勝。左腕は大観衆の前で14年5月以来のお立ち台に立った。快挙を祝うTシャツこそ着ていたが「チヤホヤされないのがリリーフ。リリーフは目立ってはいけないので、もう最後でいいでしょう」と控えめに喜びをかみ締めた。 左肘を下げた独特のフォーム。プロ1年目、当時の厚沢投手コーチから「左の中継ぎに向いている」と適性を見抜かれて以来、リリーフ一筋だ。昨年はプロ野球史上6人目の8年連続50試合をマーク。左肘の遊離軟骨に長年悩み、オフには手術に踏み切った。キャンプで投げ込みが足りずに出遅れたが、最近12試合は無失点を続けている。 「先発は華はあるけど、(入団)1、2年目に変なプライドは捨てた。今は自分の仕事に誇りを持っている」と胸を張る。スポットライトが当たることは少なくても、チームには必要不可欠な存在。北の鉄腕は、勝利のためには連投も惜しまない。 PR情報
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