アーネスト報道官「大々的な演説しない」
【ワシントン西田進一郎】アーネスト米大統領報道官は11日の記者会見で、オバマ大統領が27日に米国の現職大統領として初めて被爆地・広島を訪問する際、「大々的な演説」はしないことを認めた。ただ、被爆地の広島、長崎に触れながら核廃絶に向けた自身の思いや日米関係などについて所感を発信するとみられる。報道官は、訪問に備えた先遣隊を近く広島入りさせ、訪問計画作成を加速させる方針を示した。
オバマ氏は三重県志摩市で開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)終了後の27日に広島を訪問し、平和記念公園を訪れる。広島訪問を巡っては、オバマ氏が「核兵器なき世界」を提唱した2009年のプラハ演説のような演説を期待する声がある。
しかし、アーネスト氏は「広島を訪問する際は、現地で感じたことを語る機会があるだろうが、大々的な演説を行う計画はない」と説明した。
一方、アーネスト氏は、オバマ氏が平和記念公園内の原爆資料館を訪れるかどうかなど訪問計画の詳細は決まっていないとし「数日内に先遣隊が日本に到着する」と指摘。先遣隊の到着に合わせて具体的な訪問計画の作成を急ぐ考えを示した。