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【芸能・社会】

タイの“福山雅治”ジラユ 日本デビュー 6・29CDを発売

2016年5月15日 紙面から

二人三脚でパフォーマンスを高めるTAKAHIRO(左)とジェームス・ジラユ=東京都内で

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 “タイの福山雅治”とも称されるタイの国民的スター、ジェームス・ジラユ(22)が、6月29日発売のシングル「Loving you Too much」で日本でCDデビューする。本紙の取材に応じたジラユは「目標は『日本で一番有名なタイのアーティスト』になること。日本で僕を見たら、気軽に声をかけてください」と笑顔を見せた。

 ジラユは14日、東京・渋谷の代々木公園で、タイのPRイベント「第17回 タイフェスティバル2016」に出演。福山のヒット曲「桜坂」のカバーバージョンや、デビュー曲の日本語詞バージョンを披露。デビューに向け、歌唱力やダンス力のみならず、日本語にも磨きをかけていることを存分にアピールした。

 デビュー曲はアップテンポなダンスナンバーのラブソング。タイの国民的歌手バード・トンチャイの大ヒット曲をカバーし、日本語詞は音楽プロデューサーのつんく♂(47)が手がけた。

 先日、つんく♂の前でパフォーマンスを披露したというジラユは、「つんくさんからは『とても楽しそうに歌ってくれたね。カッコよかった』とメッセージをもらいました。うれしかった」と顔をほころばせ、「ここまで来られたのはTAKAHIROさんのおかげ」と“師匠”に感謝した。

 というのも、日本デビューに向け、ダンス指導も含めたプロデュースを手がけたのは、米歌手マドンナのツアーにも参加経験のあるダンサーTAKAHIRO(34)。昨年11月のジラユの日本初ライブ後、約半年にわたりジラユを猛特訓。その魅力を最大限に引き出せるステージ演出を練りに練った。

 ジラユは「TAKAHIROさんに会ってダンスへの苦手意識がなくなって、楽しくなった。もっと素晴らしいパフォーマンスを見せたい」と意欲満々。

 TAKAHIROは「ターンがぶれないようになり、現時点で求めるレベルでは100点。これからさらに磨きをかけたい」としたうえで「彼はメンタルが強くて『これをやろう』と言っても『ノー』と言わない。吸収力が素晴らしい」と弟子を絶賛した。

 ジラユは国境を越えたきずなで結ばれた師匠への恩返しを目指す。

 <ジェームス・ジラユ> 本名ジラユ・タンシリースック。1993年9月19日、タイ・ピチット県生まれ。2011年に化粧品ブランドのコンテストで優勝し、モデルデビュー。13年に俳優デビューし大ブレーク。トヨタ、ユニクロなど日系企業のタイでのCMにも出演。現在BS−TBSでタイでの主演ドラマ「君だけ I Love You」が放送中。184センチ、O型。

 

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