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【中国スポーツこぼれ話】
中国産牛肉・豚肉を食べただけでドーピング違反になるなんて…「筋肉増強剤で汚染」と米NFLが注意喚起
また2011年にはメキシコで、サッカーの同国代表5人が、クレンブテロールの陽性反応が出たため、ゴールドカップへの出場を禁止された。その後、メキシコで同年開催されたU17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)で、参加選手の大多数からクレンブテロールが検出されたこともあり、合宿中に食べた食肉が原因とする5人の主張が認められた。
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2011年11月、カナダ・モントリオールで開かれた世界反ドーピング機関(WADA)の理事会で、中国とメキシコの「汚染食肉」の事例が報告された。
WADAのデビッド・ハウマン事務総長は「われわれはいくつかの国で汚染された食肉を食べるリスクがあることを示す十分な証拠を集めた」と強調。WADAは選手らに対し、中国やメキシコで大会に参加する際は「大会の主催団体や国際競技連盟が指定するレストランやカフェテリアでのみ食事を摂ること」「指定場所以外では必ず大人数で食事を摂ること」などを呼びかけた。
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