社民との合流 民進では「困難」の見方強まる
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社民党の吉田党首が今後の党運営に関連して、民進党との合流も選択肢の1つだという考えを示したことについて、民進党では重要政策を巡る主張の隔たりが大きいとして、参議院選挙までに両党が合流することは困難だという見方が強まっています。
社民党の吉田党首は12日、今後の党運営に関連して「社民党が参議院選挙を戦うのは極めて厳しい状況で、いろいろな選択肢を考えなければならない。その中に、民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と述べ、夏の参議院選挙の前に民進党と合流することも選択肢の1つだという考えを示しました。
これについて社民党内では、福島副党首が13日、「あまりに唐突だ」と述べ、参議院選挙には現状のまま臨むとともに今後の合流の可能性についても否定的な考えを示すなど、意見の違いが表面化しています。
こうしたなか民進党の岡田代表は、「一般論として申し上げると、維新の党と民主党は長い時間をかけて政策を合意させ、新党の結党に至った。参議院選挙は目前なので、同じことができるとは思わない」と述べました。
民進党では、社民党内に強い異論があることに加え、両党の間で憲法やエネルギー、消費税などの重要政策を巡る主張の隔たりが大きく、政策の一致は容易ではないとして、参議院選挙までに両党が合流することは困難だという見方が強まっています。
これについて社民党内では、福島副党首が13日、「あまりに唐突だ」と述べ、参議院選挙には現状のまま臨むとともに今後の合流の可能性についても否定的な考えを示すなど、意見の違いが表面化しています。
こうしたなか民進党の岡田代表は、「一般論として申し上げると、維新の党と民主党は長い時間をかけて政策を合意させ、新党の結党に至った。参議院選挙は目前なので、同じことができるとは思わない」と述べました。
民進党では、社民党内に強い異論があることに加え、両党の間で憲法やエネルギー、消費税などの重要政策を巡る主張の隔たりが大きく、政策の一致は容易ではないとして、参議院選挙までに両党が合流することは困難だという見方が強まっています。