舛添要一東京都知事が13日、東京都庁の定例会見で、政治資金の使途の疑惑などの問題について語った。主な一問一答は次の通り(要旨、敬称略)

-家族で宿泊したホテルの会議は、どういう人が何人きたのか

 舛添都知事 相手方のプライバシーもあることだからかんべん願いたい。(人数も)だめです。

-どんな部屋に泊まられたのか

 舛添都知事 会議できる広さはあります。

-宿泊費は家族4人分になっている。そこに(来た人の費用も)含まれるのか。

 舛添都知事 私の認識は極めて重要な機微の政治活動ということです。そこにすべて含まれるということです。

-政治活動の極めて重要な機微の会議をなぜあの場所なのか

 舛添都知事 この日しかありませんでした。

-家族の宿泊費用が会議費に含まれている。そこは除くべきではないか。チェックするときにおかしいと思わなかったのか

 舛添都知事 重要な政治活動と思っていたが、そこは十分反省している。今後無いようにしたい。

-政治資金の処理の中に個人的な食事まで含まれていた。これは返金すればすむのか

 舛添都知事 私の個人のお金をプールして処理していたこともある。これは本当におわびをしないといけないと思う。心新たに、2度としないようにしたい。

-領収証の宛名を書かずにもらうのはどうしてか

 舛添都知事 お店の対応によると思う。書かずにもらうものもある。

-家族の反応は

 舛添都知事 家族のことを引き合いに出したくない。心痛めているのはお店の方々が臨時休業しなければいけないとか、ご迷惑をおかけしているのは一件一件謝りたいくらい。ぜひ、節度ある取材を心掛けていただきたい。

-なぜプライベートな支出まで管理しなければいけないのか

舛添都知事 私のお金をプールしていたので。

(続く)