舛添要一東京都知事が13日、東京都庁の定例会見で、政治資金の使途の疑惑などの問題について語った。主な一問一答は次の通り(要旨、敬称略)
-12年8月13日に日光市のホテルに宿泊し8万3900円使っている。家族と行かれ、政治関係の人と会議した?
舛添都知事 初めて聞いたので精査させていただけないでしょうか? 今、ここで分かりません。
-そんな大事な会議なら記憶にあるのでは?
舛添都知事 調べさせていただけますか? 今は「週刊文春」の指摘に対してお話ししています。
-私的な飲食の費用が混ざっていた点について、家族や友人、政治活動と関係ない人と食べたりしたのが入っていたということか?
舛添都知事 例えば、事務所関係者と、すし屋に行った。あの時は、ああいう政治活動だったとかいうのがある。誰も分からない…ということは、訂正削除して返金するということ。
-(美術関連への支出が)900万円というのであっているのか?
舛添都知事 浮世絵の研究だったり、私はやる。どういう根拠で出ているか分からないが、政治活動として使ったこととプライベートは分けていますよ。
-700万くらいが美術品の額として、「週刊文春」は政治活動費に含まれていると書いている。
舛添都知事 美術品という項目はないと思う。版画とか書、浮世絵…特に東京の姿はどうだったか、江戸時代の水運を考える時、使う。美術品と言えば美術品ですが私にとっては研究資料。そういうお答えしかできない。よく見てみないと分からない。財テクとか趣味で買ってるわけじゃない。外国のおもてなしのために買っている。浮世絵買っていますかと聞かれたら、はい買っていますと。
-美術品を買っている認識はある?
舛添都知事 精査しないと分からないので、説明にはちょっと時間が必要です。
(続く)