ストレスが病気のリスクを低下させることが判明した
スタンフォードのストレスを変える教室で判明したストレス革命
衝撃です。
私はこの本を読んだとき、そう思いました。
何かというと、ストレスというものはそもそも悪いもの。
少なくとも身体面とメンタル面にとってよからぬものだと認識していたからです。
私以外にも似たような考えの人はいると思います。
だってストレスを感じるときのあの逃げたくなる状態はすぐ解放されたい一心でありますから。しかしスタンフォードのストレスを力に変える教科書によると、ストレスというものは捉え方によっては健康を促進し、生きる力を耐えてくれるものだということを証明してくれたのです。
マーク・シーリーの論文でストレスがある程度必要だということを発表
心理学者のマークシーリーさんが発表したWhatever Does Not Kill Usという論文によると、私たちの健康を形作ってくれるものが、ストレスを主とする不安や恐怖によるものだと言うのです。「あまりよくわからない」もしくは「何てばかけているのか!」と思いたくなる内容ですよね。しかしマークシーリーさんが証明してくれたことはストレス社会に生きる我々にとってかなりの朗報です。
過去に辛いことを経験した人の方が病気のリスクが低下していた
論文に書いてある内容によると、今まで大きな辛い経験をした人を調査したところ、健康リスクが一般人よりも低かったこと(病気になるリスクが低かった)がわかりました。
「悲しみを知っている人ほど強い」
とも言われる通り、悲しい経験をした人、トラウマを持っている人ほど自分が生きなければならない心が築かれていくのかもしれませんね。
ストレスを良いと思うか、悪いと思うかはあなた次第
実際にストレスにより亡くなってしまう、あるいは病気になっている人がいると思います。それはストレスの捉え方によって生存率が変わるからです。実際にストレスを悪いものだと認識して生きている人というのは、死亡リスクが43%上昇することが判明しました。
ストレスについてこれからどう向き合っていくか
ここまで大雑把にストレスについてベラベラと書いていきました。
ではこれからの人生、ストレスとどうやって向き合っていくことが正解なの?と思うと思います。方法は1つです。
今までのストレスによる考え方を変えること。
ストレスは時として自分の成長につながるもの。
こういうマインドセットが必要なのです。
ストレスはこれからも遭遇すると思います。そのたびに「このストレスは私の成長につながるんだ!」と思うことができれば、ますます健康的になり人間として成長していくと思います。