2016年5月14日19時14分
憲法学者の小林節・慶応大名誉教授が夏の参院選に立候補表明したことが、思わぬ波紋を呼んでいる。徳島・高知選挙区(改選数1)に無所属の野党統一候補として立候補する予定の弁護士・大西聡氏の陣営は、2人の写真が並んだポスターを両県に掲示しているが、小林氏の出馬表明で、公職選挙法に触れるおそれが出てきたため、ポスターを外すよう迫られている。同様の例は他にも起きる可能性がある。
小林氏は9日、参院選へ向けて政治団体を設立し、自らも比例区での立候補を表明した。これを受け、徳島県選管は同日、大西氏を支援する政治団体に対し、2人の写真が並んだポスターの掲示をすぐにやめるよう連絡した。
県選管によると、公選法上、立候補予定者のポスターの掲示は任期満了の半年前から禁じられている。一方、演説会の告知などの目的で、立候補予定者以外に応援弁士などを掲載すれば、政治団体のポスターとみなされ、公示前日まで掲示できる。大西氏のポスターも、安全保障関連法廃止などで主張が一致する小林氏を応援弁士として紹介する形で作製された。ポスターは徳島・高知両県に約6千枚あり、大半がすでに掲示されているという。
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