サミット会場の三重・賢島 住民らにIDカード配付

サミット会場の三重・賢島 住民らにIDカード配付
伊勢志摩サミットが開かれる三重県志摩市の賢島に出入りする際、今月21日から必要になる本人確認用のIDカードの配付が、14日から志摩市役所で始まりました。
サミットが開かれる志摩市の賢島では、今月21日の午前0時から28日の午前中まで、住民や仕事などで出入りする人であっても、あらかじめ外務省が発行した本人確認用のIDカードの提示が必要になります。
このカードの配付が14日から志摩市役所で始まり、住民らが市の担当者から説明を受けたあと、受け取っていました。配付の対象となるのは、およそ330人で16日まで受け取ることができます。
賢島で真珠店を経営する60代の男性は「カードを受け取って、いよいよサミットが始まるという気持ちになりました」と話していました。
志摩市サミット推進室の米奥宏規主事は「サミット開催まであと12日になったが、引き続き、市民の理解と協力をお願いしたい」と話しています。