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ぼくは牛乳が好きだ。
のっけから牛乳に告ってしまった。
けど、いいんです。
返事ならわかってるから。ぼくは牛乳に嫌われています。
牛乳を飲むとお腹が痛くなるのがその証拠。そう。片想いなんだ。
お腹がゴロゴロしてしまう原因をザックリ説明するなら、牛乳を消化吸収できない体質だから。
俗にいう乳糖不耐症ってやつさ(正式名称です)。
だからどんなに僕が牛乳を好きでも結末は決まってる。
こんな風にね。
僕:「話があるんだ」
牛乳:「なに?」
僕:「ぼ、ぼくと、一緒になってくれ(消化吸収的な意味で)。」
牛乳:「アタシはあんた程度の男の手に負える女じゃないよ(消化吸収的な意味で)」
僕:「そ、そんなあ…」
牛乳:「出直してきな。DNAレベルで。」
DNAレベルて…
整形ぐらいならまだしも、ゲノム編集*はハードル高すぎます。
もう打つ手がありません。
でも僕はそれでも牛乳が飲みたい。
このページはそんな僕の牛乳への執着が産んだ頑張り物語です。
*ゲノム編集:マジぱねぇテクを駆使して生物のDNAをイジくりまわすことだよ☆分子生物学界隈でいま激アツなトレンドだよ。
*牛乳で腹痛を起こす原因と対策の基本的な知識は以下の記事にまとめています。
www.wanabe.net
牛乳の代打はコイツしかいない
どんなきっかけで飲んだのかは忘れましたが、一口飲んだ時は結構な衝撃を受けました。
こいつです。
紀文の調整豆乳。
豆乳は独特のクセがあって好きじゃなかったのですが、コイツは別でした。
そのクセがなくて超飲みやすい。
しかもちゃんと乳な感じがある。美味い。
クセがないのは調整豆乳だからだと思います。
なるほど、調整豆乳ならいいのかと思いましたが、他の調整豆乳は普通の豆乳よりは飲みやすいけど、紀文の調整豆乳ほどではありませんでした。
コイツはいい意味で豆乳っぽさがない。
豆乳なのに豆乳っぽくないってアイデンティティー崩壊してんじゃんと思われるかもしれませんが、牛乳に代わるものを探していた僕には運命の出会いでした。
牛乳の代替品としては、ぜんぜんコレでいい!(味という意味でです。栄養的な意味じゃないよ)
もちろん、乳糖は入っていないので全然お腹痛くならない!
牛乳をごく普通に飲んでいる人にはこんなんじゃ牛乳の代わりになんねえよ、と思われるかもしれませんが、牛乳(特に冷たい牛乳)が飲みたくても飲みたくても飲みたくても飲めなかった僕には大満足の一品です。
それでも満足できないアナタにとっておきの秘策

僕は大変満足しているのですが、
それでも「こんなの全然牛乳じゃない」と納得出来ない乳糖不耐症の方もいるかもしれません。
そんなあなたに、最後の秘策をお教えします。
それは牛乳に入っている乳糖を薄めるのです。
乳糖の濃度が下がればお腹に優しくなります(どのくらい薄めればいいかは個人差あり)。これを利用します。
もうわかりましたね。そうです。
牛乳を紀文の調整豆乳で割ればいいのです。
そうすれば限りなく牛乳に近い乳飲料が完成します。しかも乳糖不耐症でも飲める!
もっと手堅く行きたい方はこれをさらに温めれば、お腹にとってより安全な飲み物になります。
その他の乳+乳の飲料にはラッシーがあります。ラッシーとはカレー屋に行くと出てくるあれです。飲むヨーグルトみたいなやつです。
作り方は色々あるようですが、簡単なやり方では、ヨーグルトと牛乳と甘味料(砂糖とかハチミツとか)をミキサーで混ぜればできますね。
牛乳とは違いますが、これも美味しいです。
牛乳に何かを溶かしても乳糖不耐症に効果があるかも?

ここからは僕個人の体験談なので、万人にあたはまるわけではないと思いますが、
参考までに書いておきます。
液体を加える事で乳糖の濃度を薄めると効果があるのは理論的にも納得できる話ですが、それだけでなく、牛乳に粉末状のもの(ココアとか)を溶かすだけでもお腹に優しくなるような気がしています。
粉末を溶かしても牛乳の体積はほとんど変わらないので、乳糖の濃度はあまり変わりませんが、
全成分:乳糖の比は低下している(ココア粉末を加えているため)ため、
お腹に優しくなっているのかもしれません(んー、違うかな?)。
あと、フルーツなどと一緒にミキサーにかけてミックスジュースにしてもお腹に優しくなる気がします。まあ、こちらは体積が増えるから乳糖濃度が下がっていることが要因だと思いますが。
以上がぼくが今もっているすべての情報です(なんか思い出したら追記します)。
紀文の調整豆乳を飲んだことがない方は一回試す価値はあると思います!
ちなみに、乳業メーカーが出している乳糖を減らした牛乳も飲んだことあります。
まあ、悪くないんですけど、僕は紀文の調整豆乳の方が好きでした。
あと知ってると思いますが、スタバのドリンクは牛乳を豆乳に変更できるっていうのは乳糖不耐症の人にはマストな知識ですね(50円かかりますが)。
では、皆さんに素敵なミルクライフがあらんことを願っています。