2016-05-14

現代って「楽しいかどうか」ってことが無謬基準みたいに扱われてて

どうにも受け入れがたい。

なんかの宗教かっつーの。

楽しいかどうかって、そんなに大事か?

10代とかなら分かる。体力が有り余ってテンション突き抜けちゃうんでしょう。

そういうテンション突き抜けた状況の快感を、何度も再現したくなるんでしょう。

それはいい。

でも、20代はいいとしても30代40代でそれはどうなんだと。

もうちょっと義務感みたいなものに押しつぶされててもいいんじゃないのか?

いや、押しつぶされるは言いすぎでも、もっと息苦しい感じで生きていてもいいんじゃないのか?

苦虫を噛み潰したような顔をして、疲れきった顔で生きているほうが健全なんじゃないのか?

俺は生き生きしている大人なんか、見てて不愉快な気分にしかならないぞ。

30年40年生きてきて、溌溂としていられるくらい、社会からのしがらみを感じられずに生きていけるのって、何か精神病気だとしか思えない。

ま、定年退職後に気ままに生きているような人はいいよ。それは見てて救われる。

でも職業人生の中にあるときくらい、憂鬱で重っくるしい生活しててもいいんじゃないの?

人生の中で30年くらい重たいものを背負わされて、それと日々向かい合ってればいいんじゃないの?

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