蹴球探訪
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【大リーグ】NEWダルビッシュ手応え2016年5月14日 紙面から
【ラウンドロック(米テキサス州)穐村賢】昨年3月に受けた右肘の靱帯(じんたい)修復手術からの復帰を目指すレンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が12日、傘下のマイナー3Aラウンドロックの一員として、テキサス州ラウンドロックでのオクラホマシティー戦で3度目のリハビリ登板に臨んだ。先発で4イニング、54球を投げて1安打2失点(自責点1)、4三振2四球だった。 3度目となるリハビリ登板で、ダルビッシュが新たな投球スタイルを披露した。試合開始から7球連続でストライクが入らず、連続四球という苦しい立ち上がり。だが「軽く投げようっていう意識が強すぎてバランスを崩した。思いきり投げて、そこから軽く投げようと思ったら、ちょうど良くなった」と、その後はしっかり立て直し、4回まで術後初被弾となるソロ本塁打1本に抑えた。 前回登板では98マイル(約158キロ)を計測した直球は95マイル(約153キロ)止まり。「7、8割の力で投げた」と話した右腕は「思いきり投げなくても(スピードは)94、95は出る。今日が現実的なピッチング。(シーズンも)こういう感じでいこうかな」と、力まず質の良い直球を投げるという“ニューダルビッシュ”の片りんを端々に見せた。 リハビリ登板は残り2度見込まれているが「肘に関してはだいぶ体力がついてきたって感じはある。あとは細かいところ」と、患部の状態に不安はなさそう。復帰時期を探ろうとする報道陣の質問には「みんなにいつ帰ってくるんだって言われて、セプテンバー(9月)って言ってる」と冗談で応戦する場面も見せた。 絶えない笑顔に、滑らかな口ぶりは調整が順調にいっている証拠。5月4週目と見込まれるメジャー復帰に期待は膨らむばかりだ。 PR情報
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