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【芸能・社会】

柿澤勇人思い出語り涙 「僕の芝居変えてくれた人」

2016年5月14日 紙面から

公開げいこに出席した(左から)岸谷五朗、知念里奈、柿澤勇人、平間壮一、松下洸平=東京都内で

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 俳優の柿澤勇人(28)が13日、東京都内で主演ミュージカル「ラディアント・ベイビー〜キース・ヘリングの生涯〜」(6月6〜22日、シアタークリエ)の公開げいこに臨み、12日に死去した育ての親・蜷川幸雄さんとの思い出などを涙ながらに語った。

 劇団四季を志半ばで退団した柿澤に可能性を感じた蜷川さんは、2012年、14年、昨年の3回「海辺のカフカ」の主要キャストに抜てき。「いわゆる千本ノックでした。『死ねコノヤロー、へたくそ、辞めちまえ』と言われ、家に帰って40度の熱が出ました」と鬼特訓を振り返った。

 その上で「あんなにボロクソ言われて悔しかったけど、世界ツアーが終わった後に『お前いい役者になったな』と言われて励みになりました。いつも『自分を疑えよ』という言葉が今も胸の中にあります。僕の芝居を変えてくれた人です」と目を潤ませた。

 

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