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【サッカー】

手倉森監督、名将から合格点 岡田副会長との食事会で心得学ぶ

2016年5月13日 紙面から

ガーナ戦から一夜明け、福岡空港で取材対応するU−23日本代表の手倉森監督(占部哲也撮影)

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 リオデジャネイロ五輪に出場するU−23日本代表の手倉森誠監督(48)が12日、福岡市内で取材に応じ、元日本代表監督でサッカー協会の岡田武史副会長(59)と念願の食事会が実現したことを明かした。11日の国際親善試合ガーナ戦後の夜に宿舎で会食。ワールドカップ(W杯)で2度指揮を執った名将から合格点をもらった。

◆井原監督も同席

 手倉森監督が念願の食事会で48年ぶりメダル獲得への自信を深めた。W杯の1998年フランス大会と2010年南アフリカ大会で指揮した岡田元監督の勝負学を受講した。11日のガーナ戦後の夜に会食。2月の宮崎キャンプ視察で約束した食事会が実現、合格点を得た。

 「岡田さんが試合を喜んでくれた。『久しぶりにまとまりのあるサッカーを見たよ』『連動性あるサッカーを見たよ』って言ってもらえた。前半はチームのテーマ、チームで戦うっていう姿が素晴らしかったってね」

 食事会には98年W杯メンバーで日本代表主将だった福岡の井原監督も参加。手倉森監督とは同い年で、岡田元監督を交えて初出場となったW杯談議に花を咲かせたという。「これまで内部の話はなかなか知り得なかった。いろいろな決断とか聞けたときに面白かった。やはり日本サッカーをつくってきた人だなと思った」と勝負師としての心得も学んだという。

 指揮官は「今まではU−23日本代表内での正しい競争が生まれた。今度はオーバーエージ枠を意識した競争がある。今はいい状況だと思う」とも。名将のお墨付きを得て、メダル獲得へ向けた道に確信を持った様子だった。 (占部哲也)

 

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